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F1の共通パーツ化に逆行……ブレーキダクト、”チーム独自製作”を義務化へ?

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F1の共通パーツ化に逆行……ブレーキダクト、”チーム独自製作”を義務化へ?
執筆:
2019/04/05 8:58

一部のチームの働きかけに応じて、2020年からはブレーキダクトの製作を各チームが自ら行わなければならないよう、変更されることになりそうだ。

 F1参戦チームは、2020年シーズンから、ブレーキダクトを他チームから購入し使用することを禁止されることになりそうだ。

 この数週間、F1チームはマシンのどの部分を内製すべきか、様々な議論があった。

 ハースやアルファロメオといった小規模なチームは、フェラーリのような大きなチームと提携することによって恩恵を受け、しかもしっかりとした成績を挙げることに成功している。特にハースは、購入可能なパーツの多くをフェラーリから購入していると言われている。

 しかしその一方で、マクラーレンやウイリアムズといった、伝統的にほとんどのパーツを内製する独立系チームにとっては、こういったビジネスモデルは懸念事項となっている。なぜなら強力なチームからパーツを買い取り、それを使って参戦すれば、より安価に高い戦闘力を手にすることに繋がるからだ。

 チームが自ら作らなければならないパーツは、ルールブックにより”リステッドパーツ”としてリスト化されている。そして現時点ではサバイバルセル(モノコック)、フロントの衝撃吸収構造、ロール構造、エアボックスを除くボディワーク、エキゾーストなどだ。

 2021年にはレギュレーションの大変更が予定されている。しかしこれに先んじていくつかのチームは、各チームが自ら作らなければいけないパーツの範囲を増やすよう、レギュレーションの変更を強く求めている。

 この問題は、先週行われたF1ストラテジーグループとF1委員会の会議でも議論が上がった。F1は現在、参戦コストを抑えるために、標準パーツを増やす方向にシフトしている。しかし各チームが独自に作らなければならないパーツを確保するという面とのバランスを取らなければいけないのだ。

 重要なせめぎ合いの場となっているもののひとつは、サスペンションに関する部分だ。いくつかのチームは、このサスペンションを”リステッドパーツ”に加えることを求めているのだ。サスペンションの設計は、ハースのような新しいチームにとっては多額の投資を必要とするモノだ。

 ただ妥協点も残されるようだ。基本的なサスペンションは依然として他チームから購入することができ、それに付随する空力的要素はチームが背一計する……そういう形になる可能性もある。

 そんな中、来年からはブレーキダクトが、リステッドパーツに加えられる計画が持ち上がっている。この動きは、チームと他の利害関係者で構成されるF1委員会でも多数の支持を得ており、FIAの世界モータースポーツ評議会で承認を得るべく、今後も進められていくことになりそうだ。

 ブレーキダクトは、マシンの中では比較的小さな部分のように見える。しかし、ダウンフォースの獲得と気流制御の両面において、長年にわたって活用され続けてきた。

 ブレーキダクトがリステッドパーツに加えられれば、フェラーリからそれを購入するハースのようなチームにとっては、作業量と経費の増加を強いることになるだろう。また一方で、今後ブレーキダクトを他チームと共有しようと考えていたチームの可能性を閉じることにも繋がるかもしれない。

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble