F1は、2027年に”全開の予選”回帰を目指すべき! レッドブル代表「それがパドック全員の見解だ」
レッドブルのローレン・メキーズ代表は、F1パドックの共通見解として、できるだけ早く”全開の予選”に戻る必要があると語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images
新レギュレーションが導入された今シーズンのF1は、レースにおいては好意的な評価が増えてきているものの、予選に関しては特に不満の声が多い。レッドブルのローレン・メキーズ代表は、パドックの全員ができるだけ早く”全開の予選”に戻る必要があるという点で意見が一致していると述べた。
F1の新型パワーユニットは、最大出力の50%がモーターによるものとなったため、エネルギーマネジメントがパフォーマンスを左右する重要な要素となった。予選ではこれが、コーナー手前でのシフトダウンやリフト&コースト、さらにはエネルギーを別の場所で使うために高速コーナーを全開で通過するのを控えるといった形で表れている。
そのため、ドライバーの全開アタックが魅力の予選が、ドライバーの限界を試すものでは無くなっているとして、否定的な受け止め方がなされているのが現状だ。
「ひとつ、我々全員が同意していることがある。全チーム、FIA、F1、そしてドライバーたちの全員だ。それは、予選は全開で走る予選、あるいはそれにできる限り近いものであってほしいということだ」
レッドブルのローレン・メキーズ代表は日本GP後にそう語った。
「だからこそ、それが今、最優先で取り組もうとしていることなんだ」
「そして予選が改善され、ある程度”全開で走れる予選”に近づけば、その結果としてレースでも自動的に”駆け引き(ゲーム性)”はやや減る可能性がある」
「レースにおける駆け引きの度合いは、おそらく調整できるものだし、そのレベルについてはピットレーン内でも様々な意見がある。しかし最も重要なのは、予選を全開に近づけることだと思うし、それこそが我々が会議の場でスポーツとして達成しようとしていることだ」
Max Verstappen, Red Bull Racing, Laurent Mekies, Red Bull Racing Team Principal
Photo by: Mark Sutton / Formula 1 via Getty Images
ただし、スケジュールの観点では、シーズン途中での変更を強行するのは「安全」に関わる問題でない限り難しい。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が皮肉を込めて指摘した通りだ。
「個人的には、焦点は2027年に向けてこれをどう正しく解決するかに置くべきだと思う」とメキーズは付け加えた。
「というのも、2027年に向けて対処するのであれば、まだ十分な時間があり、全開に近い予選を実現することも可能だからだ。そして2026年についても、いくつかの小さな改善はできるはずだ」
それでも、新しいF1マシンの驚異的な加速性能により、ラップタイム自体は従来と大きくは変わっていない。鈴鹿ではメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分28秒778でポールポジションを獲得した。これは昨年のフェルスタッペンのタイムより1.8秒遅いものの、2022年や2023年、さらには2016年までのどの年よりも速いタイムだった。
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