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現役F1ドライバーのカーナンバー、前任者が誰か覚えてる? 固定ナンバー制以降の変遷を辿る

F1では2014年から固定のカーナンバーが採用されているが、この10年でいくつかの番号が複数のドライバーに使用された。今回はその変遷をおさらい。

A nose cone in front of the McLaren garage. Jenson Button and Fernando Alonso wait in their McLaren MP4-31 Honda cars

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 F1では以前までチームごとにカーナンバーが割り当てられていたが、現在ではドライバーが固有のカーナンバーを持ち、それを所属チームにかかわらず使用することになっている。この制度が導入されたのは2014年からだが、ドライバーの入れ替わりも激しく、いくつかのカーナンバーは複数のドライバーに受け継がれている。

 今回は、この12シーズンで複数のドライバーによって使用されたカーナンバーを一挙おさらいする。

#1 セバスチャン・ベッテル(2014)→マックス・フェルスタッペン(2022〜2025)→ランド・ノリス(2026〜)

 言わずと知れたチャンピオンナンバーだが、使用義務はない。2014、2015、2017〜2020年王者のルイス・ハミルトンは使用せず。2016年王者のニコ・ロズベルグも同年限りで引退したため、長らくカーナンバー1は不在であった。

#2 ストフェル・バンドーン(2017、2018)→ローガン・サージェント(2023、2024)

 ひと桁ナンバーで人気があるかと思いきや、意外にも4シーズンしか使用されていない。

#3 ダニエル・リカルド(2014〜2024)→マックス・フェルスタッペン(2026〜)

 カーナンバー3は長らくリカルドの代名詞であったが、2026年からはフェルスタッペンがパーソナルナンバーを33から3に変更する。本来はまだリカルドが3番使用の権利を有しているが、リカルド本人が権利を放棄し使用を認めた形だ。

#4 マックス・チルトン(2014)→ランド・ノリス(2019〜)

 現在ではノリスの番号としてお馴染みも4番も、パーマネントナンバー化初年度の2014年にマルシャのチルトンが使用している。そして前述の通り、ノリスは2026年に関しては1番を使用する。

#5 セバスチャン・ベッテル(2015〜2022)→ガブリエル・ボルトレト(2025)

 5番はベッテルが長くつけていた番号。ベッテルの引退から2シーズンが経過し、彼が権利を失効したタイミングでデビューしたボルトレトが5番を引き継いだ。由来は、F3でチャンピオンとなった際に5番をつけていたから。

#6 ニコ・ロズベルグ(2016)→ニコラス・ラティフィ(2020〜2022)→アイザック・ハジャー(2025)

 6番は既に3人のドライバーが使用。ハジャーはカート時代から6番をつけ続けていることが由来とのこと。
 
#7 キミ・ライコネン(2014〜2021)→ジャック・ドゥーハン(2025)

 特に深い意味もなく7番を選んだライコネンが、8季にわたって使用。それを受け継いだのは、かつてライコネンのチームからレースに参戦した経験もあるドゥーハンだったが、わずか7戦でシートを失ってしまった。なおドゥーハンはF1デビュー戦となった2024年アブダビGPでは61番を使った。

#9 マーカス・エリクソン(2014〜2018)→ニキータ・マゼピン(2021)

 9番はエリクソンが5シーズンにわたって使用。2年のブランクを経てマゼピンが引き継いだが、1年のみの短命に終わった。

#10 小林可夢偉(2014)→ピエール・ガスリー(2017〜)

 小林がケータハムでのF1ラストイヤーに1年だけ10番を使用。それを受け継いだのがガスリーで、現在に至るまで10番を使い続けている。

#12 フェリペ・ナッセ(2015〜2016)→アンドレア・キミ・アントネッリ(2025〜)

 12番は8シーズンも欠番だったが、この番号を背負うナッセとアントネッリは共にアイルトン・セナを敬愛するドライバーであり、セナが初めてチャンピオンを獲得した時のナンバーを選択した。

#22 ジェンソン・バトン(2014〜2017)→角田裕毅(2021〜)

 角田のパーソナルナンバーとして日本のファンにもお馴染みの22番は、元々バトンのパーソナルナンバー。彼がブラウンGPでF1王座を獲得した時の番号でもあるが、当時はパーソナルナンバー制度はなかった。

#28 ウィル・スティーブンス(2015)→ブレンドン・ハートレー(2017、2018)

 28番はふたりのドライバーが使用。しかしいずれも短期間のF1キャリアに終わったため、存在感の薄い番号だ。

#30 ジョリオン・パーマー(2016〜2017)→リアム・ローソン(2024〜)

 パーマーが30番を選んだのはデビュー前のFP1で30番を割り当てられたから。一方ローソンはカート時代からのメンターに感化されたのが由来。

#88 リオ・ハリアント(2016)→ロバート・クビサ(2019、2021)

 F1復帰後のクビサが使用していたのが88番。かなり大きい番号であるが前任者がおり、ハリアントがマノーで半年だけ使用していた。

#99 エイドリアン・スーティル(2014)→アントニオ・ジョビナッツィ(2019〜2021)

 これまで2人のドライバーが使用。F1の歴史で99番が使われるのは、F1世界選手権のカレンダーに組み込まれていた1950年代のインディ500を除けばスーティルが初めてであった。

 

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