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F1の”中心地”イギリスの混乱に懸念。『合意なきEU離脱』が及ぼす悪影響とは

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F1の”中心地”イギリスの混乱に懸念。『合意なきEU離脱』が及ぼす悪影響とは
執筆:
2019/01/21 10:18

ある3つのF1チームとイギリスモータースポーツ連盟会長デイビッド・リチャーズは、イギリスのテリーザ・メイ首相に、EU離脱に関しての懸念を表明することを検討したようだ。

 イギリスのモータースポーツ連盟のチェアマンであるデイビッド・リチャーズは、イギリスのEU離脱に関して政府にロビー活動をしており、この件についてある3つのF1チームと話し合いをしたと明かした。

 2016年6月23日、EU離脱の是非を問う国民投票を行ったイギリスは、僅差ながら賛成の投票が上回ったことで、EU離脱へと動き出した。しかしその動きはスムーズに進行していない。テリーザ・メイ首相のEU離脱協定案は、1月15日(火)に下院で採決されたが、230票差という歴史的大差で否決されている。

 これにより、もし代替案が合意に至らなければ、3月29日にEU離脱期限を迎えたイギリスが『合意なきEU離脱』に踏み切る可能性も捨てきれなくなった。それは何も条件合意もしないままEUから離脱するということであり、イギリスとEU間の貿易には関税が生じ、通関手続きによる物流の遅延も発生する。もちろん、移行期間もなくEUとの関係が変わるため、大きな混乱は避けられないだろう。

 F1では5月中旬から9月上旬にかけての10レース中、9レースをヨーロッパ諸国で開催しており、各地を巡るチームにとって大きな問題となる可能性がある。

 現在F1に参戦している10チームのうち、イタリアを拠点とするフェラーリとトロロッソ、スイスを拠点とするザウバーを除く7チームが、何らかの形でイギリスに拠点を置いている。F1にとってイギリスは、まさに”中心地”なのだ。

 イギリスが『合意なきEU離脱』をするという最悪の状況に陥った場合、チームがイギリスからEUに向けて人材やマシン、パーツを輸送する際に多大な時間とコストが生じてしまうだろう。また輸出入のコストと同様、特に製造部門の人材雇用についても問題が生まれる。

 下院での採決に先立ち、リチャーズと3つのF1チームの代表が、話し合いを行ったようだ。チーム名は明かされていないものの、”グリッド上で最大のチーム”が含まれているという。

 彼らは共通して『合意なきEU離脱』は避けられるべきだと考えている。まだ彼らが何らかの行動を起こしたわけではないが、個々に懸念を提起するよりも連名で声を挙げた方が効果的だと考え、メイ首相に書面で懸念を伝えることを検討したという。

 リチャーズは、伝統的にF1の中心地であるイギリスに主要拠点を持つチームの存続が脅かされる可能性があると主張した。

 リチャーズはオートスポーツ・インターナショナル・ショーで次のように話した。

「我々は、F1のトップチームやチャンピオンたちが、この国に拠点を置いていることを誇りに思うべきだ」

「そして彼らの活動が困難になろうとしている。それを絶対に避けなければならない」

 当然ながら、『合意なきEU離脱』はF1以外のカテゴリーにおいても、ヨーロッパ大陸に移動してレースをするイギリスのチームに大きなダメージを与えるはずだ。

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シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell