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前代未聞の“緊急事態”にF1会長「チームの承認を待たずにカレンダー再編を行なう」

F1のCEOであるチェイス・キャリーは「2020年シーズンが開幕できるように全力を尽くす」と語り、チームの正式な承認を待たずにリスケジュールを行なうことを認めた。

Chase Carey, Chairman, Formula 1 talks to the press

写真:: Carl Bingham / Motorsport Images

 2020年のF1世界選手権は、新型コロナウイルスの影響で窮地に立たされている。開幕戦オーストラリアGPから第7戦モナコGPまでが中止または延期となっており、シーズン開幕が早くても6月のアゼルバイジャンGPまでずれ込んでいるのだ。

 上記7レースの中で正式に中止が発表されたのはモナコGPだけであり、その以外の6レースは、“中止”としてアナウンスされたオーストラリアGPも含め、代替日程が模索されている。

 F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリー、F1のモータースポーツ部門のマネージングディレクターであるロス・ブラウン、FIA会長のジャン・トッド、そして各F1チームの代表は電話会談にてカレンダーの変更について議論した。ただキャリーは、チームの正式な承認を必要とせずにリスケジュールを行なうことで、F1側とFIA側に柔軟性を持たせるつもりであることを明かした。

 キャリーが発表した声明には次のように記されている。

「いくつかのレースが延期され、世界モータースポーツ評議会によってサマーブレイクの3月4月への移動が決まった今、我々とFIAは各チームと共に、COVID-19(新型コロナウイルス)の状況が改善された場合のリスケジュールにおいて、柔軟性が必要であることについて議論した」

「会議の中では、できるだけ多くのレースを可能な限り安全な形でリスケジュールすることが全面的に支持された。F1とFIAはチームと協議しながら改訂版の2020年レースカレンダーの作成に取り組んでいくが、今回の会議でも合意されたように、改訂版のカレンダーには彼ら(チーム)の正式な承認は必要ない」

「これにより、レースカレンダー再編のために必要な柔軟性が得られ、レースプロモーターと共に適切なタイミングでレースを始める準備ができる」

 さらにキャリーの声明は、2021年に導入予定であった新しい技術規則が2022年に延期されたことにも言及している。

「現在は財政状況が不安定だということもあり、2021年は2020年のシャシーを使用することで各チームと合意した。さらなるコンポーネントの凍結については、今後さらに議論される予定だ」

「2021年の財政レギュレーション導入に関しては、計画通りに進められる。我々は、世界情勢が落ち着いた際に2020年シーズンをすぐに始められるよう、全ての関係者が協調性を持って議論し、同じアプローチを採ってくれていることにとても感謝している」

「F1は2020年シーズンを開始するために全力を尽くす」

 

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