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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

F1メカ解説|メルセデス、レッドブル、ルノーが開幕戦に持ち込んだアップデートを解説

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F1メカ解説|メルセデス、レッドブル、ルノーが開幕戦に持ち込んだアップデートを解説
執筆:
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協力: Matt Somerfield
2020/07/08 6:24

F1チームは、毎戦のようにマシンにアップデートを施し、少しでもパフォーマンスを向上させようと日々勤しんでいる。今回はメルセデス、レッドブル、ルノーがオーストリアに持ち込んだアップデートを見てみよう。

■メルセデス

スライダー
リスト

メルセデスW11のリヤウイング

メルセデスW11のリヤウイング
1/5

写真:: Giorgio Piola

メルセデスはW11のリヤウイング翼端版を変更してきた。吊り下げられた3枚のストレーキは、以前よりも前方で気流を捕まえるため、より長くなっている。これらはただ吊り下げられているだけでなく、その下部がフットプレートによって繋げられている。

メルセデスW11のリヤウイングステー

メルセデスW11のリヤウイングステー
2/5

写真:: Giorgio Piola

 メルセデスは、DRSポッドと一体化した、1本ステーのリヤウイングをオーストリアで使った。なおメルセデスは2本ステーのリヤウイングも準備しているが、これは重量を重要視するのか、それとも空力効果を重視するのかということによって、使い分けられることになるはずだ。なおステーの下部は逆Y字型になっており、エキゾーストパイプを包み込むようになっている。なおカーボンフェアリング下の構造は、完全に固定されたモノではなく、金属疲労を避け、可能な限り軽量化できるよう設計されている。

メルセデスW11のコクピットフィン

メルセデスW11のコクピットフィン
3/5

写真:: LAT Images

 シャシー横に取り付けられたフィン(赤い矢印)にも変更が加えられた。大きくなっただけでなく、その高さも上昇。その曲線も急になり、さらにねじれが加わった3D形状になっている。これにより、サイドポッド上面に向かう気流を制御している。

メルセデスW11のリヤビューミラー

メルセデスW11のリヤビューミラー
4/5

写真:: LAT Images

 リヤビューミラーのステーも、その曲線が変更。これまで以上に鋭角に曲がったモノに置き換えられ、地面と水平の部分が多くなった。これも、サイドポンツーン上へと向かう気流を制御するための処理と言えるだろう。

メルセデスW11の冷却用開口部

メルセデスW11の冷却用開口部
5/5

写真:: LAT Images

 昨年のメルセデス最大の”脅威”は、熱であった。そのためオーストリアには、大きな開口部をコクピット横に設けてきた。またエンジンカウルとの隙間に、追加の開口部が存在する。この開口部は、サイドポンツーン上の気流とうまく合流させるため、そして効果的に熱を排出できるような形に設計されている。ただチームはレースで、エンジンカウルとの隙間の開口部を設けないことを選択した。

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レッドブル

スライダー
リスト

レッドブルRB16のフロントウイング

レッドブルRB16のフロントウイング
1/2

写真:: Giorgio Piola

 レッドブルは、オーストリアGP直前にシルバーストンで行なわれたフィルミングデーで、アップグレードパッケージを試した。しかし、実戦には、フェルスタッペン車用のパーツしか準備できず、アルボンは従来仕様のパッケージで挑んだ。新たに持ち込まれたノーズは、フロントウイングのステーがノーズの下に取り付けられた。これまでレッドブルは、ノーズ先端の側面にステーを設け、そこにフロントウイングを取りつけてきたが、今回はそれが変更された形だ。なおこの新しいノーズは、メルセデスのデザインによく似ている。またこの変更に伴い、ノーズ先端開口部の設計の自由度が増した。

レッドブルRB16のフロア

レッドブルRB16のフロア
2/2

写真:: Giorgio Piola

 レッドブルのフロアには無数のフィンが追加された。そしてこのフィンは、気流構造を支えるために、必要と考えられる位置と間隔で配置されている。これらはフロアに開けられたスリットとの相乗効果で、フロアの端のシール能力を高め、気流を改善することができる。これによりマシンのバランスが改善され、ダウンフォースが増加することになる。

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ルノー

スライダー
リスト

ルノーR.S.20フロントウイング

ルノーR.S.20フロントウイング
1/4

写真:: Giorgio Piola

 ルノーはフロントウイングに、多くの変更を施してきた。この変更は、フロントウイングで気流を外向きに変更することに重きを置いている。形状が変更された翼端板のフットプレートは、その上に取り付けられた小型のフィンを組み合わせ、発生する渦の形状を変更し、フロントタイヤで生み出される乱流を制御するのに役立っている。翼端板が曲がる角度も変更され、後端上部に切り欠きが設けられた。フロントウイングのフラップが翼端板に接続する位置にも、変更が加えられている。

ルノーR.S.20バージボード

ルノーR.S.20バージボード
2/4

写真:: Giorgio Piola

 バージボードのエリアは、非常に多くの気流が流れ込むため、特に複雑な部分だ。最前部のバーチカル・フィンの形状が変更され、多くのフィンがフットプレートの上に取り付けられた。この処理により、空気の流路を強引に変えているように見える。この部分の最も外に取り付けられた3枚のフィンも、気流を操作するのに役立つはずだ。

ルノーR.S.20 リヤの開口部

ルノーR.S.20 リヤの開口部
3/4

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 興味深いことに、ルノーがオーストリアに持ち込んだマシンは、後部の開口部が左右で大きさが異なっている。また、ディフューザーの外周部にガーニー状のフラップが追加されている。

ルノーR.S.20フロア

ルノーR.S.20フロア
4/4

写真:: Giorgio Piola

 フロアはまた、その前方の変更を活かすために修正が加えられ、サイドポッドのアンダーカットに沿うような形で、いくつかのフィンが追加された。これにより、気流の向きを変更している。フロアの端を前後方向に走るスリットも、その形状が変更されている。これらのスリットは、フロアの端でシール効果を生み出す。これによってフロントタイヤで生み出された乱流がフロア下に入り込むのを防いでいる。

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