テスト3日目午前:ボッタスが首位。レッドブルはフェルスタッペンが最多周回で5番手
F1プレシーズンテスト3日目午前のセッションでは、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムだった。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手だった。
Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11
Steven Tee / Motorsport Images
スペインのカタルニア・サーキットで行なわれているF1プレシーズンテスト。テスト1回目の最終日は午前中のセッションを終えた段階で、バルテリ・ボッタス(メルセデス)の1分15秒732がトップタイムとなっている。
DASと呼ばれる新たなステアリングシステムを持ち込み、話題となっているメルセデス。ボッタスはこの日、最も柔らかいC5タイヤを投入し、1分15秒732をマークした。これは昨年のスペインGPで自身が記録したポールタイム、1分15秒406に迫るものだ。
2番手につけたのは、ルノーのエステバン・オコン。オコンは76周を走り、ベストタイムは1分17秒102だった。3番手は今回のテストで速さを見せているレーシングポイント。ランス・ストロールが1分17秒338をマークした。いずれもC4タイヤでのタイムだった。
ホンダパワーユニット勢はこの日も順調に走行を行ない、アルファタウリのダニール・クビアトが4番手、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手につけた。特にフェルスタッペンは硬いコンパウンドのタイヤで徹底的にロングランを実施。全チーム中最多の86周を走破した。終盤には27周の連続走行を行ない、まずまずのペースを刻んでいた。
6番手にはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、7番手にはカルロス・サインツJr.(マクラーレン)がつけ、ロマン・グロージャン(ハース)がそれに続いた。
この日トラブルが発生したのは、フェラーリとウイリアムズの2チームだった。セバスチャン・ベッテルが駆るフェラーリは、テスト開始から1時間半が過ぎた頃、ターン12でストップ。総周回数は40周にとどまり、1分18秒384で9番手タイムだった。一方のウイリアムズはラティフィが走行を担当したが、テスト開始3時間頃にメインストレートで失速。ピットレーン出口付近にマシンを止めた。タイムは1分19秒004で10番手だった。
なお、ベッテルとラティフィのマシンストップによって、計2度の赤旗が掲示された。
■F1プレシーズンテスト2日目午前 タイム結果
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1'15''732 65Laps
2. エステバン・オコン(ルノー) 1'17''102 76Laps
3. ランス・ストロール(レーシングポイント ) 1'17''338 52Laps
4. ダニール・クビアト(アルファタウリ) 1'17''427 62Laps
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1'17''636 86Laps
6. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) 1'18''035 65Laps
7. カルロス・サインツJr.(マクラーレン) 1'18''274 76Laps
8. ロマン・グロージャン(ハース) 1'18''380 48Laps
9. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1'18''384 40Laps
10. ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ) 1'19''004 44Laps
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