角田裕毅は初日の午後に登場! バーレーンのF1プレシーズンテスト担当ドライバー情報
いよいよ始まるF1プレシーズンテスト。2021年シーズンが本格的にスタートするが、3日間のテストでどのドライバーがいつ走行するのかを簡単に紹介する。


F1の新シーズンに向けて、今季唯一となるプレシーズンテストが3月12日から14日間までの3日間、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれる。
多くのチームがフィルミングデーを活用し、新車のシェイクダウンを終えているが、本格的に走行を行なうのはこれが初めてとなる。
昨年とドライバーラインアップが同じチームは、メルセデスとアルファロメオ、ウイリアムズの3チームのみ。その他のチームではドライバーが新しいメンバーと仕事をし、新しい環境に慣れることになるため、このテストの重要性はかなり高いと言えるだろう。
ほとんどのチームは、ふたりのレギュラードライバーが3日間のテストをそれぞれ1日半ずつ担当する予定となっているが、ウイリアムズはすでに、開発ドライバーのロイ・ニッサニーがテスト初日を担当すると認めている。そのため、ニコラス・ラティフィがテスト2日目、ジョージ・ラッセルがテスト3日目に走ることになる。
また、走行を担当するドライバーを午前と午後で変えるチームもあり、アルファタウリもそのひとつ。7年ぶりの日本人F1ドライバーとして注目されている角田裕毅は、テスト初日の午後に初登場。2日目は午前、テスト3日目は午後を担当する予定だ。
一方、レッドブルは初日をマックス・フェルスタッペンが担当。2日目はセルジオ・ペレスが走行する。テスト最終日は午前にペレス、午後にフェルスタッペンがドライブする予定となっている。
各チームの走行予定は次の通りだ。
バーレーンF1プレシーズンテスト 担当ドライバーリスト
12日(金) | 13日(土) | 14日(日) | |
---|---|---|---|
メルセデス |
|
|
|
レッドブル | |||
マクラーレン |
|
|
|
アストンマーチン |
|
|
|
アルピーヌ |
| ||
フェラーリ |
| 未発表 | 未発表 |
アルファタウリ |
|
|
|
アルファロメオ |
|
|
|
ハース |
|
|
|
ウイリアムズ |
|
今季は新型コロナウイルスの影響もあって、3日間に短縮されている。これは新車に発生する可能性のある問題を解決し、パフォーマンスを上げるためのセットアップを探る時間が限られているということを意味する。
プレシーズンテストがバルセロナで行なわれていた時と同じく、一日の走行時間は計8時間確保されている。走行は現地時間10時(日本時間16時)から4時間、15時(日本時間21時)から4時間の2セッションに分かれている。
バーレーンの日没時間は17時45分ごろであるため、グランプリでも使用されている照明装置で、コースが明るく保たれる予定だ。