今季のF1はチェッカーフラッグをファンに販売! ひとマス2万6000円で名前を入れる権利
F1は新型コロナウイルスと人種差別と対峙するキャンペーン”We Race as One(我々は団結してレースをする)”の一環として、各グランプリのチェッカーフラッグに名前を入れる権利を販売することを決めた。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
2020年のF1は、7月5日に決勝レースが行なわれるオーストリアGPでようやく開幕を迎えることになる。
F1は開幕を前に、新型コロナウイルスと人種差別に対峙するため、”We Race as One”キャンペーンを立ち上げた。そしてこのキャンペーンのチャリティとして、各レースのチェッカーフラッグに名前を入れる権利が、ファンに対して販売されることになった。
このチャリティは1レースあたり1万1000ポンド(約150万円)以上を集めることが目指されており、チェッカーフラッグの80マスのうち56マスが売りに出されることになるという。販売されない24マスは、レースのプロモーターがファンやゲストに対して活用できるという。
この権利を購入したファンの名前がチェッカーフラッグに入れられるが、そのマスを指定することはできないとされている。レース終了後、購入者は台座に入れられた自分のマスが受け取ることができる。その台座にはチェッカーフラッグの写真と、実物であることを証明するホログラムが入れられるという。
7月5日のオーストリアGPのチェッカーフラッグに名前を入れる権利も発売され、価格はひとりあたり199.99ポンド(約26000円)と設定された。しかしすでに完売となっている。
その後2020年のシーズン中は、同じようにチェッカーフラッグのマスが発売される計画であり、各グランプリの2〜3週間前には発売が開始される。販売は、F1AuthenticのWebサイト(https://www.f1authentics.com/)で行なわれる。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments