アメリカでまたも大型契約締結! F1、ラスベガスGPとの契約を10年延長……2037年までの開催が確約
ラスベガスGPがF1開催契約を延長し、少なくとも2037年までカレンダーに残ることが決まった。
The Welcome to Las Vegas sign
写真:: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
F1は、ラスベガスでのグランプリ開催契約を10年延長。最低でも2037年まで開催されることとなった。
アメリカでの存在感拡大を狙ったF1は、2023年にギャンブルのメッカであるラスベガスでの初開催を実現。当初は3年契約だったが、その後さらに2回分延長され、2027年までの開催が決まっていた。
そんな中、F1の商業権保有者でありラスベガスGP主催者でもあるFOM(フォーミュラワン・マネジメント)は、このレースを新たな目玉イベントのひとつとして継続すべく、新たな長期契約締結を強く望んでいた。そしてこの度、クラーク郡およびラスベガス観光局との間で10年の契約延長が決定。これによりラスベガスGPは、2037年まではカレンダーに残る。
F1の会長兼CEOであるステファノ・ドメニカリは次のように述べている。
「F1が今後も長年にわたりラスベガスで開催されることを非常に嬉しく思う」
「2023年の初開催以来、このイベントは驚異的な成功を収め、優れたレース、世界最高レベルのエンターテインメント、そして世界のビジネスリーダーや著名人、インフルエンサーが集う一大イベントとして急速に地位を確立してきた。そして地域経済やコミュニティにも強く持続的な影響を与えている」
「我々は当初から、ラスベガスがアメリカにおける重要な拠点になると確信しており、今回の延長契約と近年の成功は、この重要な市場への長期的な関わりをさらに強固にするものだ。ラスベガス・グランプリ、クラーク郡、そしてLVCVA(ラスベガス観光局)の継続的な支援と情熱、ビジョンに感謝する。未来は非常にエキサイティングであり、このイベントをさらに高い次元へ引き上げていくことを楽しみにしている」
また、ラスベガス観光局のティーブ・ヒルCEOも次のようにコメントを寄せた。
「今後10年間にわたりF1とのパートナーシップを延長できたことは、ラスベガスとグランプリ双方にとって大きな節目だ」
「わずか3年で、このレースは世界的な象徴的イベントとなり、レースウィークにはラスベガスが文化・競争・エンターテインメントの中心地となっている。世界の注目がラスベガスに集まる中、このイベントは我々がトップクラスのスポーツ・エンタメ都市へ進化していることを裏付けている。壮大な演出のために作られ、世界最大級のイベントを開催するよう設計された都市として、今後もこのダイナミックなパートナーシップを継続できることを誇りに思う」
ラスベガスGPは初開催時こそ、コース設備の問題や地元住民からの懸念などで不安なスタートを切ったが、その後は大きく改善され、商業面・ビジネス面の双方でF1を代表するイベントのひとつへと急速に成長した。
当局によると、2025年にはこのイベントだけで4300万ドル(約69億円)の州・地方税収を生み出し、そのうち1500万ドル(約24億円)が教育支援に充てられたという。これまでの累計では、ネバダ州南部地域に32億ドル(約5000億円)の経済効果をもたらしたとされている。
なお、アメリカでは現在3つのグランプリが開催されているが、これでその全てが長期契約を締結したことになる。オースティンでのアメリカGPは2034年まで、マイアミGPに至っては2041年まで開催されることが決まっている。
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