F1、決勝前グリッドへのボディガード入場を規制する”ブランドル条項”を導入?

F1は、アメリカGPの決勝前に起きたマーティン・ブランドルとボディガードのいさかいを受けて、ボディガードのグリッド入場を制限するようだ。

F1、決勝前グリッドへのボディガード入場を規制する”ブランドル条項”を導入?

 F1は、アメリカGPの決勝前にラッパーのメーガン・ザ・スタリオンにインタビューを行おうとしたマーティン・ブランドルがボディガードにあしらわれた事件を受けて、ボディガードのグリッド入場を制限することを決めたようだ。

 かつてベネトンやリジェなどで活躍したブランドルは、決勝前のグリッドを駆け回り、グランプリを訪れた有名人のコメントを集めようと奔走していた。これは、新型コロナウイルスの制限が緩和され、久々に復活したスカイのF1生中継の人気企画だった。

 グリッドへの入場は、新型コロナウイルスの影響がなかった2019年と比較すると依然として大きく制限されているが、それでも徐々に制限が緩和されている。

 ブランドルは、レッドブルのゲストとしてアメリカGPに訪れていたアメリカの人気ラッパー、メーガン・ザ・スタリオンに声をかけようとした。

 彼女自身は最初、ブランドルの質問に礼儀正しく応えていたが、彼のボディガードはブランドルを追い払い、「インタビューは出来ないことになっている」と語ったが、ブランドルは反撃。「私にはできるはずだ。これまでだってやってきたのだから」と返した。

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Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 その後、ブランドルはグリッドウォークに参加しているセレブの取り巻きに対し、もっとマナーを考え、リスペクトを持つように訴えた。

 motorsport.comの調べによると、F1関係者はこの事件を受けて、ボディガードのグリッド入場を制限することを決めたようだ。グリッドは十分安全な環境であり、ボディガードは必要ないと判断したのだ。

 グリッドを歩くセレブは、メディアのインタビューに応える義務はないものの、拒否する場合には礼儀正しい態度が求められるという。

 ブランドルはメキシコGPの週末にこのルール変更について話し、新しいルールは”ブランドル条項”と名付けなくてはならないと冗談を飛ばした。

「メーガン・ザ・スタリオンに無視され、山のような男に邪魔されて、間違いなく初めてF1のグリッドに来たマルフォイのそっくりさんに文句を言われた」

「私はそれについて簡単なツイートをし、500万回のインプレッションを獲得した。正直なところ、それ(ルール変更)については何も理解していない」

 さらにブランドルは11月9日(火曜)の夜、ツイッターに次のように投稿している。

「誤解のないように言っておくが、F1のグリッドに誰が来ようと気にしない。多ければ多いほどいい。私に話しかけてきても、無視しても、押しのけても、手を振っても、ハグしても、名前を呼んでも、何でもいいからハッピーになってくれ」

「私がお願いしたいのは、その場の雰囲気に浸り、特権を楽しんでいただくことだ。私はグリッドプロトコルの変更を要求していない」

 
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