
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1デビュー戦の予選で13位に終わったが、ロングランのペースには自信を持っており、決勝に期待を込めている。
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1デビュー戦オーストラリアGPの予選で13番グリッドを獲得した。このポジションは、チームメイトのダニール・クビアトよりもふたつ前の順位。健闘したと言えるだろう。
「僕の予選、最初は良かった」
アルボンはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「僕は最初の周回を走った。そしてそのラップタイムを知らされた時、周囲がどのくらい速いかを知ることになった」
「でもQ1の2周目で、リズムに乗ることができた。予選に行くまで、時間がかかってしまったけど……でも一度それを感じることができれば、自信を得ることができる。このコースは路面の進化が大きく、グリップを得ることができるようになったからだ」
そのアルボンは、惜しくもQ3進出を逃した。Q2で10番手だったレーシングポイントのセルジオ・ペレスとの差は、わずか0.104秒だった。7番手のケビン・マグヌッセン(ハース)とも0.4秒差……実に僅差の戦いだった。
「Q3に進出できなかったのは残念だ。僕らは冬のテストを通じて、それが接戦になることは分かっていたからね。でも、中団グループは非常に僅差なので、ミスを犯す余裕はない」
「その周回については満足している。でも一方では、0.1秒か0.15秒でも速く走れれば、Q3に進出できていたはずだ」
とはいえ、アルボンは決勝に向けて期待を高めている。
「このコースでは、オーバーテイクは簡単じゃない。でもおそらく、新しいレギュレーションがその効果を発揮し、僕らにポジションを上げるチャンスを与えてくれるだろう」
「僕らのロングランはかなり良さそうだ。明日は、目標であるポイント獲得に近いはずだ」
明日の決勝は、アルボンにとってF1で最初のレースだ。
「少し緊張するだろうから、今晩よく眠れるかどうかは分からない。でも、F1での最初のレースを本当に楽しみにしている。トラブルを避け、良い結果を持ち帰るつもりだ」

この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第1戦オーストラリアGP |
サブイベント | 予選 |
ドライバー | アレクサンダー アルボン |
チーム | トロロッソ・ホンダ 発売中 |