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ランキング9位はシャシーのせい? トロロッソ代表「ホンダPUはOKだ」

トロロッソ・ホンダが2018年シーズンをコンストラクターズランキング9位で終えたのは、ホンダのパワーユニットのせいではなく、シャシーのパフォーマンスが欠如していた結果であると、チーム代表のフランツ・トストは語る。

Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR13, leads Fernando Alonso, McLaren MCL33, and Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 トロロッソは、2014年から2017年まで、4年連続でコンストラクターズランキング7位だった。しかし2018年シーズンはランキング9位。打ち負かすことができたのは、ウイリアムズただ1チームだった。

 トロロッソは昨年までルノーのパワーユニット(PU)を使っていたが、今季からホンダ製に変更。その途端にランキングを落とすこととなってしまった。しかしチーム代表のフランツ・トスト曰く、この成績はホンダ製PUのせいではないという。

「PUの性能が、この結果に大きな影響を与えたとは思わない」

 トストはmotorsport.comにそう語った。

「我々には整理しなければならない技術的な部分があるため、簡単なシーズンになることはないと、昨年の時点からハッキリと言っていた。しかし最終的には、ホンダのPUは、トロロッソのシャシーよりも優れたパフォーマンスを発揮したと言う必要がある」

「我々の欠点は、PUにはほとんどなかった。我々の欠点はマシンにあったのだ。このことは、我々を制限することになった。そう言うべきだろう。PUのせいじゃない。PUはOKだ」

 しかしその一方で、PU交換を繰り返したことでグリッド降格ペナルティを受けたため、いくらかのポイントを失ったことをトスト代表は認める。ただそれは、ホンダが2019年シーズンに向けた準備を整えるために、チームが意図的にそうすることを選んだという。

「我々はPUのコンポーネントを何度も交換した。その結果、グリッドの後方からレースをスタートさせなければならなくなることは分かっていたんだ。しかしこれは、来年の準備のために行われたことだ」

「我々は、ホンダに対して来季に向けた準備を整えるチャンスを与えたいと思っていた。それは、実際にマシンに搭載した時にのみ行うことができるものだ。なぜって? 確かにテストベンチでもたくさんのテストを行うことができるが、例えば振動について言えば、車載時と同じ振動を生み出すことはできない。そしてPUのドライバビリティについても、実際に走らせてみなければ確認することができないのだ」

「シーズンの終盤には、新しいスペックのPUを次々に投入した。メキシコやオースティンでPUを交換する必要は実はなかったが、我々は交換することを推進した」

「なぜならホンダが、新しいパーツを開発したからだ。そして我々は、その新しい開発がどれほど良いのか、マシンにどう収めるのか、どんな振動があるか、アップシフトやダウンシフトはどうか……そういう類のすべてのことを知りたかった」

 2018年シーズン、トロロッソのポイントの大部分を獲得したピエール・ガスリーは、チームはもっと上のランキングでシーズンを終えることもできたはずだと語る。

「今年が難しい年になることは分かっていた」

 ガスリーはそうmotorsport.comに対して語った。

「そして結局のところは、(ホンダを搭載していた時代の)マクラーレンのリザルトを忘れるべきではないと思う。昨年、フェルナンド(アロンソ)の獲得ポイントは17だったと思う。でも、今年の僕は28ポイントを獲得した。つまり、それは一歩前進したということだ」

「もちろん、ホンダはもっと良くしたいと思っている。でもそれは、来年レッドブルで起こるだろうと確信している。僕らは正しい方向に進んでいるし、かなりポジティブな1年だった」

「28ポイントを獲ることができたのはかなり良い結果だと思う。だから、僕としては満足すべきだ。もちろん、ブレンドン(ハートレー)にとっては厳しいシーズンだったけど、もう少しポイントを獲ることができたはずだ。もし僕の半分でも獲ることができていれば、コンストラクターズランキングで8位になれたはずだ」

「しかし客観的に見れば、ライバルたちは僕らに比べてはるかに一貫性があり、パフォーマンスも優れていた。もし僕らふたりがもっとポイントを獲っていたとしても、ルノーと戦う術はなかった。フォースインディアも僕らよりも良かった。だから僕らは、実際にいるべきポジションから、そう遠くは離れていなかったと思う」

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