【F1, WEC】マーク・ウェーバー、オーストラリアの勲章を授与される
執筆: David Malsher
F1とWECで活躍したマーク・ウェーバーは昨年限りでレーシングドライバーを引退した。彼はその功績を称えられ、豪州の勲章を授与された。





オーストラリアのニューサウスウェールズ州クィンビャン出身のマーク・ウェーバーは、モータースポーツにおけるレーサーや大使としての優れた業績と、様々な医療及び青少年支援組織への寄付、後援を通じて地域社会へ貢献したことで、オーストラリアのオフィサー勲章(Officers of the Order of Australia, AO)を授与された。
ウェーバーはF1で9勝を挙げ、ドライバーズランキング3位を3度獲得した。その後、2014年から世界耐久選手権(WEC)に挑戦。ポルシェからLMP1クラスに出場し、ポルシェ919ハイブリッドをドライブした。2015年にはシーズン4勝、ル・マン24時間レースで2位を獲得し、チャンピオンに輝いた。そして40歳になったウェーバーは、2016年シーズン限りでのレーサー引退を発表した。
ウェーバーは現在、ポルシェのアンバサダーを務めている。
さらにウェーバーは、ウォーキングやサイクリング、カヤックなどでタスマニア中を回るアドベンチャーレース、『タスマニア・チャレンジ』を主催しており、多くのオリンピック選手やトライアスロン選手がこれに参加。このイベントの収益が、小児ガンの慈善団体に寄付されている。
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シリーズ | F1 |
ドライバー | Mark Webber |
執筆者 | David Malsher |
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