メルセデス代表、移籍したハミルトンのフェラーリ姿に複雑「別れた妻が、新しい相手といるところを見たみたいだ……」
メルセデスのトト・ウルフ代表は、移籍したルイス・ハミルトンがフェラーリでドライブする姿を目にして複雑な感情を抱いているようだ。
ルイス・ハミルトンがフェラーリの本拠地であるマラネロを訪れ、フェラーリドライバーとしての最初の一歩を踏み出したことは大きな話題となった。
かつてエンツォ・フェラーリが所有していた家の前で、コートを羽織ったエレガントな姿は象徴的な一枚だ。ハミルトンはその後、チームに馴染むための作業を進め、フィオラノ・サーキットでTPC(旧車テスト)を実施した。
さらに先日、バルセロナのカタルニア・サーキットでもTPCを行なったフェラーリだったが、ハミルトンが2日目午前にクラッシュを喫し、レギュラードライバーふたりの走行は早めに切り上げる事になってしまった。
ハミルトンとフェラーリの”プロローグ”は、このオフシーズンの大きな話題となった。ハミルトンがフェラーリに移籍するのは約1年前から明らかになっていた事実だったが、何が起きるのかを知っているのと、それを実際に目の当たりにするのは別のことだ。
Lewis, Hamilton, Ferrari
Foto di: Ferrari
誰もが、赤いレーシングスーツを着たハミルトンの写真に何らかの形で感銘を受けた。ハミルトンの古巣であるメルセデスのトト・ウルフ代表も例外ではなく、『Sky Sport UK』のマイクを前にして、ウェブ上でこのショットを見たときの自身の心中をよく表している例えをコメントした。
「奥さんと平和的に離婚したようなモノだ。そして全てが問題なかった。それから、元奥さんが新しいパートナーといっしょにいるところを初めて目にした感じだった」
「でも私はハッピーだよ。彼がフェラーリのスーツを着て撮った写真は、すでに象徴的なものだと私は彼に言った。それらは本当に素晴らしかった。それにルイスについて言えば、それほど驚きではなかったからね」
さらにウルフは、メルセデスでハミルトンの後任となるドライバー、アンドレア・キミ・アントネッリについて付け加えた。
「アンドレアはチームに溶け込んでいる。我々は彼が11歳のときから知っているし、準備も万全だ。彼はデビューする準備ができているし、正直、待ちきれないよ」
「偉大なドライバーはある意味、同じパターンを持っていると思う。生来の才能とスピードは両親によって育まれ、さらに周囲のコーチによって磨かれた。知性や共感力、運転能力、クルマの外ではそうでもなくても、クルマの中ではライオンになることなどね」
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