【F1】ザック・ブラウンがマクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターに就任
マクラーレンは、ザック・ブラウンが同グループのエクゼクティブ・ディレクターに就任することを明らかにした。
Zak Brown, McLaren Technology Group Executive Director
McLaren
マクラーレンは、ザック・ブラウンがマクラーレン・テクノロジー・グループのエクゼクティブ・ディレクターに就任することを明らかにした。
このブラウンの就任は、マクラーレンのF1における商業面および戦略的業務の再構築作業の一環である。
先日、マクラーレンの取締役会は会長のロン・デニスにガーテニング休暇を取らせ、F1チームの中でも最も成功した35年もの時代に終止符を打った。
ブラウンはデニスの役割を引き継ぐ訳ではなく、ジョナサン・ニール(チーフ・オペレーティング・オフィサー)とブラウンが、新たに強化された組織へ移行の一環として、共同で事業を率いていくという。
ブラウンの役割は、彼のマーケティングスキルを活用し、レース関連のみの業務になると考えられている。つまり、マクラーレンの市販車やその他の応用技術のビジネスについては、関与しないようだ。また、新しいCEOのリクルート作業は、今後も継続される。
ブラウンは、世界最大のモータースポーツマーケティング会社”ジャスト・マーケティング・インターナショナル”(JMI)の創設者であり、motorsport.comのノン・エクゼクティブ・チェアマンの役割も務めている。しかし彼は今年、JMIの業務を引き継いだCSMスポーツ&インターナショナルのグループCEOの立場を退いている。
「私は、マクラーレン・テクノロジー・グループの加わることを、非常に誇りに思っている」
そうブラウンはコメントしている。
「私は、これまで達成したビジネスについて、最大限の敬意と感謝の気持ちを持っている。そして、その発展の次なる重要な段階に貢献することを、楽しみにしている」
「長年にわたってマクラーレンと密接に協力してきたことで、私はすべての従業員の才能と野心に感動させられた。そして私は、このビジネスおける多くの強みを補い、我々が行うすべての面で将来の成功を導くためにそれらを構築することを、とても楽しみにしている」
「世界最大のモータースポーツ・マーケティングのエージェントであるJMIの創設者として、私はマクラーレンと非常に密接に協力してきた。そしてとても優れた関係を築いてきた」
「それと共に、ジョニーウォーカーやGSK、ヒルトン、レノボ、シャンドン、そしてNTTなど、素晴らしいスポンサーシップ契約の締結に貢献してきた」
「私の新しい役割の中で、私は絶対的な情熱を私の専門分野、つまりモータースポーツとマーケティングに結びつけることができるだろう。そして、両者が完全に整合していることを保証する」
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