【F1】ベッテル”体当たり事件”に謝罪声明「ハミルトンに悪意はなかった」
ベッテルはアゼルバイジャンGPでのハミルトンへの”体当たり”について謝罪するコメントを発表した。
写真:: Sutton Images
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、アゼルバイジャンGPでセーフティカーラン中にメルセデスのルイス・ハミルトンに対して体当たりした行為は、過剰反応だったと告白。謝罪するコメントを発表した。
ベッテルは、先日行われたアゼルバイジャンGPの際、セーフティカーラン中に「ブレーキテストをされた」と激怒し、ハミルトンに体当たり。この件はベッテルに非があると判断され、レース中に10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられた。
その後FIAは、さらなる制裁を検討していたが、ベッテルが責任をすべて認め謝罪したこともあり、「問題を終結させるべき」とし、これ以上の制裁を行わないことを決めた。
ベッテルはその後、公式に謝罪のコメントを発表。当初は「ハミルトンもペナルティを科せられるべき」と語っていたベッテルだが、ハミルトンは間違ったことをしていなかったと認めた。
「リスタートする周、僕はルイスに驚き、そして彼のクルマに追突してしまった」
ベッテルは自身のウェブサイトで、そうコメントした。
「後から見れば、彼に悪意があったとは思わない」
「ヒートアップしていたので、僕は過剰反応してしまった。だから、僕はルイスに会って直接謝罪したいし、レースを見ていた全ての人に謝りたい。僕は、悪い先例を作ってしまったことを理解している」
「僕には、ルイスを危険に晒すつもりはなかった。しかし、危険な状況を作ってしまったことを理解した」
「したがって、僕はFIAに対してお詫び申し上げたい。パリで今日行われた会議での決定、そしてバクーのスチュワードが科したペナルティを受け入れ、尊重する」
「僕はこのスポーツを愛している。僕は将来の世代に対して良い先例になることで、それを示したいと思う」
ベッテルは今年、若手レーシングドライバーを教育するイベントに、ボランティア参加することに同意した。しかしFIAは、バクーで起きたようなことが再び繰り返された場合、国際裁判所の聴問会の対象となることを警告している。
ベッテルの現在のペナルティポイントは9となっており、今週末のオーストリアGPで3ポイント加算されることになった場合、次のイギリスGPは出場停止処分が科せられることになる。
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