速報ニュース
F1
規則変更によって、F1の2極化は終わりを告げる? チーム間の“同盟”にも影響か
ルノーF1のシリル・アビテブール代表は、F1における現在の2層構造は2022年に終わりを迎え、ビッグチームとそのテクノロジーを共有するチームとの間に影響を与えることになると考えている。

Adam Cooper
公開日時: 2020/06/23 3:40
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1はスポーツとしてより魅力を高めるための改革に取り組んでいる真っ最中だ。今年になって新ルールが承認。2021年からは予算上限が設定され、2022年からは新たなテクニカルレギュレーションが導入される予定だ。
Read Also:
近年はメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームが圧倒的な強さを見せ、彼らと“それ以外のチーム”が同じF1を争っているにも関わらず、2層構造のような状態に陥っていた。その是正が承認された新ルールには期待されている。
そしてルノーF1のシリル・アビテブール代表は来年から導入される予算制限などの変更が、2022年以降の次世代マシン導入時により緊密な競争を生み出すことにつながるだろうと考えている。その結果、メルセデスのようなワークスチームが、レーシングポイントのようなカスタマーチームを手助けすることに対し、前向きではなくなるだろうと考えているのだ。
現在は多くの中団チームが、トップチームと技術提携をしており、ギヤボックスやその他のシステムといった技術を共有している。一方でルノーはマクラーレンにパワーユニットを供給しているが、それ以外の技術提携などは行なっていない。また、マクラーレンは2021年からメルセデス製パワーユニットにスイッチするため、ルノーはますます独立した存在となるだろう。
「予算上限が無いか、もしくは十分に高い上限だったときには、グリッドは依然として2層構造のままになるのではないかと、心配していた」と、アビテブール代表はmotorsport.comに語った。
「予算上限が十分に下がりより競争的になった今、私としてはチーム間のコラボレーションがどうなるのかに興味がある」
「なぜなら現在メルセデスはレーシングポイントにマシンを“コピー”させて満足していると思うからだ。それが合法か違法なのかは問題ではない。しかしメルセデスは彼ら(レーシングポイント)のマシンを非常に競争力の有るものにする手助けができていることを喜んでいる」
「2022年もそうなるのか、それは非常に興味深い」
またアビテブール代表によると、ビッグチームは同じような予算で運営するしているパートナーチームが競争力を持ちすぎるようにならないかを警戒していると語った。
「もちろん、誰もが脅威になるだろうし、流れを変えうる存在になるだろう。ファンにとってもそれは良いことだ」
「現在のような構造、つまりトップ3チームを保護し2層にするシステムがある場合、そうなることはないだろう」
「そうしたものはある程度は監視されることになる。だからこそ、私は2020年から先について今よりもずっとリラックスしているんだ」
Read Also:
- フロアの小さな変更がF1チームの頭痛の種に。空力の全面的な見直しも必要?
- エゴなんて何の役にも立たない! レーシングポイント、新車コンセプト一転のカギ
- ルノーF1、今もレーシングポイントの”ピンクメルセデス”に疑いの目を向ける
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 クビサ、F1で唯一勝利を挙げた2008年を回顧「チャンピオンを狙えたはず」
次の記事 F1再開後は新グラフィックでより深く楽しめる? アマゾン提携の新システムを提供予定
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
ルノーF1チーム

まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」
F1
F1 2 ヵ月前
まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」

悪名高き2006年モナコGPから20年。「シューマッハーが何度か見せた短絡的な行動のひとつ」と言われる“ラスカス駐車事件”
F1
F1
モナコGP
4 ヵ月前
悪名高き2006年モナコGPから20年。「シューマッハーが何度か見せた短絡的な行動のひとつ」と言われる“ラスカス駐車事件”

混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る
F1
F1
アブダビGP
9 ヵ月前
混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る
最新ニュース

レース界の大物、豪華ゲストがイタリア大使館に集結! 日伊モータースポーツ交流イベント開催……ミッレミリア100周年記念イベントを日本でも実施
General
Misc General 2 時間前
レース界の大物、豪華ゲストがイタリア大使館に集結! 日伊モータースポーツ交流イベント開催……ミッレミリア100周年記念イベントを日本でも実施

TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
SFライツ
SFL SFライツ 3 時間前
TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」
F1
F1 F1
シンガポールGP
4 時間前
アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」

ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」
F1
F1 F1
シンガポールGP
6 時間前
ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録