フリー走行レポート
F1 イギリスGP
F1イギリスGP FP2:ハミルトンがまたもトップタイム。ロズベルグはトラブルで走れず!
イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
田中 健一
編集: 2016/07/09 15:22
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現地時間の午後から行われたイギリスGPのフリー走行2回目。午前中と比較して気温は5℃も上がり21℃、路面温度に至っては15℃以上も上がった。
セッション序盤からほとんどのマシンがコースインしていく中、メルセデスのニコ・ロズベルグのマシンには水漏れが発覚し、フロアを外して大掛かりな作業。コースインしていくことができない。
セッション序盤にトップタイムを記録したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。タイムは1分33秒台後半である。しかしすぐにルイス・ハミルトンがコースインして1分33秒505を記録してトップタイムを更新。ただ、彼が午前中に記録したタイムは1分31秒654であり、気温の変化を加味したとしても、まだまだ伸びしろがあるものと思われる。彼らが履くタイヤはミディアムだ。
なお、トロロッソのダニール・クビアトがターン18で派手にスピン。フロントウイングを壊してしまった。
セッション開始から30分が経とうとする頃、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが新品のソフトタイヤを投入。1分32秒570の最速タイムを記録する。
ただこの直後、ハミルトンもイギリスGPで最初のソフトタイヤを投入し、1分31秒660。ベッテルに約1秒の差をつける、圧倒的な速さを早速発揮した。これに近づいたのがレッドブルのダニエル・リカルドで、彼もこのグランプリ最初のソフトタイヤを使い、ハミルトンに約0.4秒差まで近づいた。フェルスタッペンがリカルドに続き3番手である。
ロズベルグはマシンの修復が完了し、一度コクピットに乗り込むが、また別のトラブルが発覚したのか? 再びマシンを降りている。
セッションが半分を経過しようという頃、マクラーレンのフェルナンド・アロンソも初めてソフトタイヤを履いてコースイン。1分33秒0を記録し、フェラーリ勢の後ろ、ウイリアムズ勢の前という好位置につける。一方、ジェンソン・バトンはセッション序盤に3周しただけで、そのあとはピットに留まったままだ。
残り40分というところから、各チームがロングラン走行を実施。ハミルトン、レッドブル勢はソフトタイヤを履いて連続走行する中、フェラーリはベッテルにミディアム、ライコネンにハードを履かせてロングランを行う。決勝に向け、実に興味深い選択だ。
なおこの頃、バトンがようやくピットアウト。しかしこのアウトラップでも「パワーの出方がおかしい」とバトンが無線で訴え、すぐにピットに戻ってしまう。バトンがコースに復帰したのは、残り20分という頃。先ほどのトラブルは解消されたようだが、「信じられないくらいグリップが低い!」と訴え、すぐにピットに戻ってしまう。その後バトンは新品のソフトタイヤを履いてコースに戻り、9番手タイムを記録する。マクラーレンは2台揃ってトップ10に名前を並べることになった。
結局このセッションは、フリー走行1回目に続きハミルトンがトップタイム。チームメイトのロズベルグは、最後までピットアウトできなかった。2番手3番手にはリカルド、フェルスタッペンのレッドブル勢。4番手5番手にはフェラーリの2台がつけた。その後方6番手にはアロンソがつけており、土曜日以降に期待を持たせる結果となった。
なお、各チームのロングラン分析は後ほど当サイトでお届けするが、それでもハミルトンが速そう。レッドブルのペースも安定していた印象だ。なお、ハードタイヤを履いたライコネンもまずまずのペースだったように見え、これも注目したいところである。
F1イギリスGP フリー走行2回目結果
ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval 1
Lewis Hamilton Mercedes Mercedes 36 1'31.660 2
Daniel Ricciardo Red Bull TAG 30 1'32.051 0.391 0.391 3
Max Verstappen Red Bull TAG 36 1'32.286 0.626 0.235 4
Sebastian Vettel Ferrari Ferrari 40 1'32.570 0.910 0.284 5
Kimi Raikkonen Ferrari Ferrari 38 1'32.736 1.076 0.166 6
Fernando Alonso McLaren Honda 31 1'33.040 1.380 0.304 7
Valtteri Bottas Williams Mercedes 38 1'33.493 1.833 0.453 8
Romain Grosjean Haas Ferrari 32 1'33.614 1.954 0.121 9
Jenson Button McLaren Honda 20 1'33.763 2.103 0.149 10
Felipe Massa Williams Mercedes 29 1'33.801 2.141 0.038 11
Carlos Sainz Jr. Toro Rosso Ferrari 27 1'33.840 2.180 0.039 12
Esteban Gutierrez Haas Ferrari 31 1'34.000 2.340 0.160 13
Daniil Kvyat Toro Rosso Ferrari 35 1'34.139 2.479 0.139 14
Felipe Nasr Sauber Ferrari 25 1'34.154 2.494 0.015 15
Nico Hulkenberg Force India Mercedes 35 1'34.321 2.661 0.167 16
Sergio Perez Force India Mercedes 36 1'34.356 2.696 0.035 17
Pascal Wehrlein Manor Mercedes 40 1'34.549 2.889 0.193 18
Jolyon Palmer Renault Renault 41 1'34.610 2.950 0.061 19
Marcus Ericsson Sauber Ferrari 35 1'34.722 3.062 0.112 20
Kevin Magnussen Renault Renault 40 1'34.959 3.299 0.237 21
Rio Haryanto Manor Mercedes 36 1'35.841 4.181 0.882 22
Nico Rosberg Mercedes Mercedes 0
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