予選レポート

F1 ベルギーGP

F1ベルギーGP予選:ロズベルグが3戦連続PP。フェルスタッペン、ライコネンが続く

F1ベルギーGPの予選が行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得した。

田中 健一

編集: 2016/08/27 14:13

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Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid

 現地時間の14時からスタートしたベルギーGP予選。スパ・フランコルシャンはさらに気温、路面温度共にフリー走行3回目よりも上昇し、特に路面温度は41℃まで上がっている。特にスーパーソフトタイヤにとっては厳しい状況だ。

 最初にタイムを記録したのは、ハースのロマン・グロージャン。1分49秒519である。その直後、チームメイトのエステバン・グティエレスがこれを上回った。マノーのパスカル・ウェーレインがさらにこれを上回って、トップに浮上する。

 フェラーリ、レッドブルなどもスーパーソフトタイヤを履く中、メルセデスのニコ・ロズベルグはソフトを履いている。それでも、ウェーレインに約1秒の差をつけてトップに立つ。

 フェラーリ勢はフリー走行3回目で急上昇。その勢いのままセバスチャン・ベッテルが1分47秒802、キミ・ライコネンがそれに続いて2番手に上がる。

 ただ、フォースインディア勢とレッドブル勢は、スーパーソフトを履いたにもかかわらず、ロズベルグのタイムを上回ることができない。

 35グリッド降格が決まっているマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、コースインは果たしたものの、その直後にコース脇にストップ。マシンを降りることになってしまった。アロンソに相次ぐトラブル。決勝に向けては、非常に心配されるところだ。

 各車一度ピットに戻り、11番手以降のマシンがコースインして2度目のアタックへ。ここで大きくタイムを上げたのはウイリアムズのフェリペ・マッサで、一気にトップへと浮上している。

 また注目すべきはウェーレインであろうか? ウェーレインは9番手タイムを記録してQ2に進出。マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンも、一時脱落圏内に落ちていたが、最後のアタックでなんとかQ2進出權を確保した。

 結局、フェリペ・ナッセ(ザウバー)、今回がデビューのエステバン・オコン(マノー)、ダニール・クビアト(トロロッソ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)が脱落。55グリッド降格が決まっているメルセデスのルイス・ハミルトンは、タイムを計測したものの、21番手でここで姿を消している。

 続いて行われた予選Q2。Q1ではロズベルグのみがソフトタイヤを使ったものの、このQ2ではそのロズベルグに加えてベッテル、ライコネンのフェラーリ勢、そしてレッドブルのダニエル・リカルドもソフトを履いた。

 ロズベルグは、このQ2で最初にタイムを出したドライバー。なんと1分46秒999を記録する。これで、ソフトタイヤでのQ2突破は確実な情勢だ。フォースインディアの2台、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スーパーソフトを履いても上回ることができない。フェラーリの2台、そしてリカルドは、0.6〜1秒、ロズベルグから引き離されてしまった。

 ウイリアムズ勢は少しタイミングをずらしてアタックし、6番手と7番手に入った。彼らはスーパーソフトでのアタックだった。

 ウイリアムズが上がったことにより、脱落圏の11番手に押し出されてしまったバトンは、2回目のアタックでなんとか10番手を確保し、Q3進出を果たした。

 また、フェラーリ2台はスーパーソフトを履いてコースインしたものの、自らを脅かす存在がいないと判断するや、タイムを更新せずにピットイン。ソフトタイヤでスタートする權利を手にした。また、リカルドは2回目のコースインはせず、Q3進出を果たした。こちらも、ソフトタイヤでのスタート権を得たことになる。もちろん、ロズベルグもソフトタイヤでQ3進出だ。

 ハースの2台、ルノーの2台、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)、ウェーレインは、Q2で脱落となった。

 そしてポールポジションを決める予選Q3。マッサとバトンはコースインを遅らせるが、それ以外の全車はスーパーソフトでコースイン。ロズベルグも、この予選で初めてスーパーソフトタイヤを履いた。

 ここで最速タイムをまず記録したのは、そのロズベルグで、1分46秒744。フェルスタッペンが健闘し、これに0.1秒差まで近づいた。3番手にはベッテル。ペレスはトラックリミットをオーバーしてしまい、タイム抹消。リカルドは最初のアタックが振るわずに7番手、ライコネンは大きなミスがあり、タイムを計測せずに予選を終えている。

 タイミングをずらしてコースインしたのはマッサだが、こちらも振るわずに8番手まで。このマッサをバトンが上回ってみせた。

 リカルドは2回目のアタックで、チームメイトのフェルスタッペンには及ばなかったものの3番手に浮上。ただこの後、フェラーリの2台がリカルドを上回り、ライコネンが3番手、ベッテルが4番手。リカルドを挟んでフォースインディアのふたりが6番手と7番手を確保した。

 ロズベルグは、これで今季6回目のポールポジション。ハンガリーGPから3戦連続のポール獲得となった。ただ、ヨーロッパGP以来勝利から遠ざかっており、久々の勝利を手にすることができるか、注目されるところである。

 また決勝レースでは、最後尾からスタートするハミルトンがどんなレースを見せ、どこまで追い上げてくるのかも、決勝レースで注目すべきところであろう。

 ベルギーGPの決勝レースは、日本時間の8月28日(日)の21時にスタートが切られる。

F1ベルギーGP予選結果

ClaDriverChassisEngineTimeGap 1  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 1'46.744   2  Max Verstappen  Red Bull TAG 1'46.893 0.149 3  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 1'46.910 0.166 4  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 1'47.108 0.364 5  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 1'47.216 0.472 6  Sergio Perez  Force India Mercedes 1'47.407 0.663 7  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 1'47.543 0.799 8  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 1'47.612 0.868 9  Jenson Button  McLaren Honda 1'48.114 1.370 10  Felipe Massa  Williams Mercedes 1'48.263 1.519 11  Romain Grosjean  Haas Ferrari 1'48.316 1.572 12  Kevin Magnussen  Renault Renault 1'48.485 1.741 13  Jolyon Palmer  Renault Renault 1'48.888 2.144 14  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 1'49.038 2.294 15  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 1'49.320 2.576 16  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 1'48.949 2.205 17  Esteban Ocon  Manor Mercedes 1'49.050 2.306 18  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 1'48.598 1.854 19  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 1'49.058 2.314 20  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 1'49.071 2.327 21  Fernando Alonso  McLaren Honda     22  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 1'50.033 3.289

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