登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
予選レポート

F1モナコGPフリー走行3回目:ベッテルが最速。予選はトップ3チームの三つ巴か?

F1モナコGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

Sebastian Vettel, Scuderia Ferrari

Sebastian Vettel, Scuderia Ferrari

XPB Images

 金曜日のお休みを挟んで、再開されたF1モナコGP。気温23度、路面温度35度と、非常に快適なコンディションでフリー走行3回目が行われた。

 セッション序盤に速さを見せたのが、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのメルセデス勢2台。ふたりはウルトラソフトタイヤを履き、交互に最速タイムを出し合う。ここに加わってきたのがフェラーリのセバスチャン・ベッテルで、メルセデス勢2台の間に割って入る。

 ただ、やはり速いのはレッドブルでダニエル・リカルドがあっさりと首位に浮上。マックス・フェルスタッペンも2番手に入ってくる。両者の差は約0.2秒であり、これが新旧のパワーユニットの差であろうか? リカルドは木曜日のフリー走行終了後、「新しいパワーユニットの効果は0.1〜0.2秒」と語っており、これに合致する数字と言える。

 また序盤に目立ったのはフォースインディアのセルジオ・ペレスで、メルセデス2台の間、5番手につけている。トップ10はレッドブル、メルセデス、フェラーリ、トロロッソ、フォースインディアの5チームで完全に占められている。なおこのうち、トロロッソ勢はスーパーソフトタイヤを履いてのタイムであり、まだまだ伸びシロがありそうだ。その後方、11番手にはマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがつけている。

 残り15分と言うところで、各車が新品のウルトラソフトタイヤを履いてコースイン。予選に向けた最後のシミュレーションランだ。

 ベッテルはセクター2で最速タイムを記録し、1分14秒650でトップへ。フェルスタッペンもアタックに入るが、ボー・リバージュを登り切った後の左コーナー”マセネー”を曲がりきれず、ウォールにヒット。そのままピットに戻ってしまう。幸い大きなダメージはなかったようで、セッション終了直前に再びコースインしている。

 ハミルトンもセクター1、セクター2で最速タイムを記録しながら最終第3セクターへ。しかし、最終コーナー”アントニー・ノゲズ”の手前で遅いマシンに引っかかってしまい、ベッテルに0.018秒及ばず2番手止まりだ。ロズベルグも3番手に上がってきている。

 セッション終盤には1コーナーでオーバーランしてしまうマシンが相次ぎ、イエローフラッグが絶えない状態。そのためタイムを更新するマシンはなく、結局ベッテルがこのセッショントップとなった。しかし、このベッテルから4番手のリカルドまでは0.157秒と実に僅差であり、激しいポールポジション争いとなりそうな予感が漂っている。

 この後は予選が行われるが、決勝レースは雨の予報が出ており、それをどう見極めるかと言う点も重要になってくるかもしれない。

■F1モナコGP フリー走行3回目結果

PosDriverTeamCarTimeGap
1 GermanySebastian Vettel ItalyFerrari Ferrari SF16-H  1:14.650  
2 United KingdomLewis Hamilton GermanyMercedes Mercedes F1 W07 Hybrid  1:14.668 +0.018
3 GermanyNico Rosberg GermanyMercedes Mercedes F1 W07 Hybrid  1:14.772 +0.122
4 AustraliaDaniel Ricciardo AustriaRed Bull Racing Red Bull RB12  1:14.807 +0.157
5 NetherlandsMax Verstappen AustriaRed Bull Racing Red Bull RB12  1:15.081 +0.431
6 RussiaDaniil Kvyat ItalyToro Rosso Toro Rosso STR11  1:15.259 +0.609
7 SpainCarlos Sainz Jr. ItalyToro Rosso Toro Rosso STR11  1:15.324 +0.674
8 MexicoSergio Perez IndiaForce India Force India VJM09  1:15.368 +0.718
9 FinlandKimi Raikkonen ItalyFerrari Ferrari SF16-H  1:15.555 +0.905
10 GermanyNico Hulkenberg IndiaForce India Force India VJM09  1:15.666 +1.016
11 BrazilFelipe Massa United KingdomWilliams Williams FW38  1:16.068 +1.418
12 SpainFernando Alonso United KingdomMcLaren McLaren MP4-31  1:16.257 +1.607
13 United KingdomJenson Button United KingdomMcLaren McLaren MP4-31  1:16.298 +1.648
14 FinlandValtteri Bottas United KingdomWilliams Williams FW38  1:16.347 +1.697
15 MexicoEsteban Gutierrez United StatesHaas F1 Team Haas VF-16  1:16.406 +1.756
16 DenmarkKevin Magnussen FranceRenault F1 Team Renault R.S.16  1:16.412 +1.762
17 FranceRomain Grosjean United StatesHaas F1 Team Haas VF-16  1:16.527 +1.877
18 BrazilFelipe Nasr SwitzerlandSauber Sauber C35  1:16.867 +2.217
19 SwedenMarcus Ericsson SwitzerlandSauber Sauber C35  1:17.038 +2.388
20 United KingdomJolyon Palmer FranceRenault F1 Team Renault R.S.16  1:17.482 +2.832
21 GermanyPascal Wehrlein United KingdomManor Racing Manor MRT05  1:17.595 +2.945
22 IndonesiaRio Haryanto United KingdomManor Racing Manor MRT05  1:18.180 +3.530

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 モナコGP主催者がバトンの事故を受け、排水口の”強化”を実施
次の記事 F1モナコGP予選:リカルドが魂の走りで初PP。決勝SSスタート

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本