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ファステストラップを巡る盛り上がりは予想通り……F1改革に自信を覗かせるロス・ブラウン

ロス・ブラウンはオーストラリアGPの終盤を“ファステストラップポイント”の導入により盛り上がったと語っている。

Valtteri Bottas, Mercedes AMG W10, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10, and Sebastian Vettel, Ferrari SF90

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 2019年シーズンのF1開幕戦オーストラリアGPは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)の圧倒的な勝利で幕を閉じた。そして、ボッタスはチーム代表のトト・ウルフからの“ファステストラップは取らなくていい”と言う指示を”無視”し、ファステストラップポイントを獲得した最初のドライバーとなった。

 彼は直前にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が記録したファステストラップを塗り替え、『僕は“26ポイント”が欲しいんだ!』という言葉通り、見事に現行のポイントシステム下で可能な最大のポイントを獲得したのだ。

 F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、こうしたファステストラップポイントを巡る争いは、まさにFIAが意図したものだ、と語っている。

「ファステストラップを記録したドライバーにポイントを与える仕組みは、レース終盤をとても盛り上げてくれた。フェルスタッペンがボッタスからFLポイントを奪おうとしたようにね」

 ブラウンはそう話す。

「初めから表彰台の状況が見えるようなレースでは、追加のポイントを手にできるという状況により、レース終盤が非常に盛り上がる。その1ポイントが、シーズン終盤に重要なモノになる得る可能性があるということは、理解されているからね」

「それが正に、我々とFIAがこのアイデアを思いついた時、念頭に置いていたことだ」

  ブラウンはまた、オーストラリアGPは近年に比べると接近したバトルが特徴だったこともあり、2019年の空力レギュレーションに自信が得られた、と加えている。

 実際、2018年の同GPではオーバーテイクは僅か3回だったが、2019年は14回へ増加している。

「こうした兆候には励まされる。幾つかスリリングなバトルを見ることができたよ」

「中段チームのパフォーマンスは劇的に接近していた。だから、新しいレギュレーションによるモノだけではないのは、明らかだろう」

「しかし何人かのドライバーは、マシンの後ろについた時に、昨年と比べると(前を行くマシンが生み出す乱流の影響が)マシになったと話している」

「オーストラリアGPのトラックは正確に評価するのに向いてはいない。だから少なくとも、もう3レースは結論を出すまで待つことが好ましいと思う。だが、こうした兆候自体には励まされるよ」

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