アストン控えのドルゴビッチ、ストロールがF1カナダGP欠場なら、ル・マン辞退も「僕の優先順位は常にF1」
アストンマーティンF1のリザーブドライバーであるフェリペ・ドルゴビッチは、F1カナダGPに出場するため、キャデラックからのル・マン24時間参戦を辞退することも考えているようだ。
Felipe Drugovich, Aston Martin F1 Team
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
アストンマーティンF1のリザーブドイライバーであるフェリペ・ドルゴビッチは 「優先順位は常にF1」であり、負傷したランス・ストロールの代役としてカナダGPに参戦するため、キャデラックからのル・マン24時間参戦を見送ることもいとわないとしている。
ストロールは、2023年シーズン開幕前に自転車トレーニング中の転倒で負傷した右手の痛みが再発してしまったとして、先日のF1スペインGPを欠場。古傷を再手術することになった。
ストロールの欠場が決まったのは予選後だったため、規則により代役は立てられず。チームに帯同していたドルゴビッチも、リザーブとしての役割を果たすことはできなかった。
手術を受けたストロールの回復期間は不明で、6月13~15日に開催される母国カナダGPに間に合うかどうか、時間との戦いに直面している。
Lance Stroll, Aston Martin Racing
Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images via Getty Images
もしストロールがカナダGPを欠場することになれば、今度こそリザーブドライバーの出番となる。しかしこの週末はル・マン24時間レースも開催される週末となっている。
そして、アストンマーティンのリザーブであるドルゴビッチとストフェル・バンドーンはそれぞれ、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスを戦う予定となっているのだ。バンドーンはプジョー94号車、ドルゴビッチはキャデラック・ウェーレン311号車のドライバーとして、エントリーリストに名を連ねている。
ドルゴビッチがアストンマーティンと結んでいる契約上、ル・マン24時間レースよりもF1を優先させることができるかどうかは分からないが、2022年のF2王者であるドルゴビッチは、F1に出るためならル・マン欠場も辞さない構えだ。
ドルゴビッチは『Band』のティアゴ・ファニャーニ記者との会話でこう語った。
「今のところ、これからどうなるか正確には分からない」
「まずはランスの回復を祈るしかない。ル・マンに関しては、僕の優先順位は常にF1だから、それまではそれを維持しなければならない」
アストンマーティンの開発ドライバーには、現在F2に参戦中のジャック・クロフォードもいるが、彼はまだF1参戦のために必要なFIAスーパーライセンスを持っていないと考えられている。
また別の選択肢として、アストンマーティンのパワーユニットパートナーであるメルセデスでリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタスを起用するという選択肢もある。
もしそうなった場合、ボッタスは昨年の最終戦以来、10戦ぶりのF1復帰となる。
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