開幕戦は“例外”になるはず……失速のフェラーリ、次戦での復活に自信

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開幕戦は“例外”になるはず……失速のフェラーリ、次戦での復活に自信
執筆:
2019/03/20 9:00

フェラーリは、2019年型マシンSF90のポテンシャルは高く、不可解な遅さだったオーストラリアGPは“例外”になると信じている。

 フェラーリの2019年型マシンSF90は、バルセロナで行われたプレシーズンテストから好調で、開幕戦に向けてかなり優位に立っていると考えられていた。しかし、その開幕戦オーストラリアGPではメルセデスの2台、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンについていくことができず、セバスチャン・ベッテルが4位、シャルル・ルクレールが5位に終わった。

 ふたりのフェラーリドライバーは口を揃えて、”マシンバランスがテストで感じたそれとは違っていた”と主張した。メルセデス代表のトト・ウルフは、単純にセットアップが適切でなかったのではないかと、ライバルの失速について考えている。

 ウルフからのコメントが正しいものなのかどうか、そしてアルバートパークのコース特性が走りに影響したのかについて、フェラーリ代表のマッティア・ビノットは次のように語る。

「メルボルンのコース条件は、確かにバルセロナと違う。バンピーで風も強く、気候条件も異なっている」

「我々のマシンのパフォーマンスに影響を与えた外的要因は確かに存在する」

「ただ、トト(ウルフ)が言ったように、我々は正しい“ウインドウ”を見つけることができなかった。ウインドウというのは言い換えると、マシンのバランスのことだ」

「それこそが我々が理解する必要のあることだ」

「ひとつ我々は確信していることは、今回の走りがマシンの本当のポテンシャルではないということだ」

「我々はマシンのポテンシャルはもっと高いと確信している。そして今回の週末ではそれを最大限に発揮することはできなかった」

 フェラーリは金曜のフリー走行から様々なセットアップを試したが、探し求めていたベストなセッティングにたどり着くことはできなかった。

 ビノット曰く、これは「予想外なこと」だったと語り、フェラーリの失速が一時的なものだったと証明するためにも早急な対応が必要だという。

「チームはマシンバランスやセットアップに問題が生じた際、状況に対処して改善する必要がある」とビノットは語る。

「しかし、今回はそれができなかった。データを持ち帰り、分析をしなければならない」

「今回のレースはこれからのシーズンを通して例外であり続けなければならない。これが良い教訓になれば良いと思う」

「原因がどこにあったかがわかれば、我々はより強くなってサーキットに戻ってくるだろう」

 次戦以降に自信をのぞかせるビノットだが、ドライバーのふたりもそれに同意する。

「僕たちには全てのツール、全ての材料が揃っている」とベッテルは言う。

「僕たちにはとても良いマシンがあるんだ。皆それをわかっている」

「今回の週末は良くなかった。全体的に競争力がなかったが、強さを取り戻すだろう」

 ルクレールは、開幕戦のマシンはテストのそれとは全く違うマシンのように感じたというが、次のようにも語っている。

「過去を振り返ると、メルボルンが”特殊な”トラックであるが故に、ここでの走りが本当のマシンパフォーマンスを表すものではなかった、という例もいくつかある」

「僕はフェラーリが強くなって帰ってこれると確信している」

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