フェラーリ、スペインGPのチームオーダーは”適切”なタイミングだったと主張

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フェラーリ、スペインGPのチームオーダーは”適切”なタイミングだったと主張
執筆:
2019/05/15 8:04

フェラーリのマッティア・ビノット代表は、スペインGPでのチームオーダーは適切なタイミングだったと考えている。

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、スペインGPでドライバーのポジションを入れ替えたチームオーダーのタイミングについて、適切だったと考えているようだ。

 3番グリッドから決勝に臨んだセバスチャン・ベッテルは、スタートでの逆転に賭け、1コーナーへのブレーキングでタイヤをロックさせてしまった。これにより、ベッテルはメルセデス勢だけでなく、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にも先行を許してしまった。

 タイヤにフラットスポットを作ってしまったベッテルは、オープニングラップを終えて、ルイス・ハミルトンから4秒遅れとなり、次の10周でさらに7秒を失った。

 チームメイトのシャルル・ルクレールにも迫られたベッテルはチームオーダーに従い、12周目の1コーナーでルクレールにポジションを譲った。

 ビノットは、チームオーダーについて「もっと早くポジションを入れ替えるべきだったか? それは決して容易な決断ではないと思う」と語った。

「しかし我々は、シーズンの初めからチームとしての結果を最適化しようとしていることを証明してきた」

「我々は今回、再びポジションを入れ替えることを試みた。特に、あの段階では(ふたりの)戦略が異なっていたんだ。もっと早くそうするべきだったか? それをする時までに、後ろにいるドライバーが十分な速さを持っているかどうかを確認しなければならない。もしそうでなかったら、スワップしても何の結果も得られない。それを評価するのに、数周かかってしまう可能性はある」

 ルクレールが1ストップ戦略でハードタイヤに履き替えたのに対し、ベッテルは2ストップ戦略でミディアムタイヤを選んだ。しかし、今度はベッテルがルクレールの後ろで詰まり、約6周に渡ってタイムをロスしてしまった。

「シャルルは1ストップ戦略でハードタイヤを履くという、他とは異なる戦略を採っていたので、フェルスタッペンと3位を争っていた」

「だからこそ、レースのその段階でラップタイムを失わないことが、彼にとって重要だった。我々は単に、適切なタイミングまでそれを待っていたんだ。もっと早くそうするべきだったかは分からない」

 ベッテルは、タイヤにフラットスポットを作ってしまったことでその対処に手を焼いていたため、チームオーダーには驚かなかったと述べた。

「僕のレースは最初のスティントで少し妥協を強いられた。マシン本来のペースであまり多くの周回を走れなかったので、驚かなかった」

「僕たちは、ソフトタイヤを使った第1スティントは強力だったはずだ。シャルルは素晴らしいスティントだったが、僕はフラットスポットに対処するためかなり多くのタイムを失っていた」

「確かに、前が開けた時は素晴らしい感触だったし、マックスと比較してもかなり良いペースだった」

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シリーズ F1
イベント 第5戦スペインGP
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執筆者 Scott Mitchell
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