F1

フェラーリ、30馬力上がったという噂は”ジョーク”? 新代表バスールが一蹴

フェラーリの新代表であるフレデリック・バスールは、このオフシーズンの間にフェラーリのパワーユニットの出力が30馬力上がったという噂は「冗談だ」と一蹴した。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2023/02/01 5:26

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, leaves the garage

 2022年からF1のパワーユニットは、開発が凍結されている。そんな中でフェラーリは、このオフの間に30馬力パワーアップしたのではないかと言われているが、新たに同チームの代表に就任したフレデリック・バスールは、それはあくまで噂であり「冗談だろう」と語った。

 開発が凍結されるのに向け、各パワーユニットメーカーは、できる限りパフォーマンスを向上させることに焦点を当て、2022年シーズンに挑んだ。その反面、信頼性を犠牲にすることになったが、信頼性を向上させるための開発はレギュレーションによって認められているため、その選択肢をとることができたのだ。

 特にフェラーリとアルピーヌ(ルノー)は、長期的なことを考え、信頼性は二の次にして、パフォーマンスを限界まで高めたことを認めている。

 ルール上、信頼性を向上するための変更は可能だが、パフォーマンス向上を狙った直接的なアップデートは不可能であることを理解していたからだ。

 2022年シーズン中盤フェラーリは信頼性トラブルに見舞われたことで、シーズン終盤には出力をあえて落としてそれをマネジメントしようとした。

 最終戦アブダビGPでは信頼性向上のための調整が行なわれた結果、かなりのパワーを取り戻すことに成功したと考えられており、その価値は15馬力に匹敵すると考えられている。

関連ニュース:

 さらに冬の間に、フェラーリはPUの耐久性を向上させることでさらに15馬力のパワーを上乗せできるようになったのではないかという憶測も飛び交った。つまりフェラーリは、昨シーズンと比較して30馬力ものパワーアップを遂げるのではないかと噂されているのだ。

 しかし新チーム代表のフレデリック・バスールは、そのような荒唐無稽な主張を一蹴。冬の間に実施されたPUの微調整がパワー向上につながったこともないと話した。

「この数字がどこから出てきたのかは知らないが、冗談のようなものだ」と彼は言う。

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Carlos Sainz, Ferrari F1-75, leave the garage

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Carlos Sainz, Ferrari F1-75, leave the garage

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

「我々はいくつかステップを踏んだが、それはあくまで信頼性に関するモノだ」

「昨年のエンジンパフォーマンスは全く問題ではなかったと思う。問題は信頼性であり、それを解決することが第一の目標だ」

「今のところは問題なさそうだ。しかし、トラック上ではまた違う側面の現実が見えてくる」

「チームが苦しんだ問題はいくつかあったと思うし、それはフェラーリに限ったことではない。それはコースでのオペレーションやバウンド、振動から来ている。2週間と少し後のバーレーン(テスト)では、誰もがもっと良いイメージを持てるようになるだろう」

 フェラーリPUの進歩に関するバスールのコメントは、ルノーのF1エンジン責任者であるブルーノ・ファミンが、信頼性のアップデートがパフォーマンス向上のための”裏技”ではないことを確認するためにFIAが厳しく取り締まることを期待していると述べたことを受けたものだ。

「2022年はかなり寛容だった」とファミンは語った。

「我々だけでなく、異なるメーカーから30、40、50、60、70のリクエストがあり、誰もがこの種の問題の影響を受けていたのだから」

「FIAが今後、もう少し(対応を)強化することを期待しているが、情報はない」

 さらに彼は、「純粋な信頼性の問題とは何か?」と付け足した。

「信頼性の問題の背後には、もちろん潜在的な性能向上がある場合が多いので、答えようがないんだ。その限界は、必ずしも明確ではない」

「2022年の我々のようにウォーターポンプに問題がある場合、それは純粋な信頼性の問題であり、ウォーターポンプを交換しても何も得るものがないことは明らかだと思う」

「しかしもしピストンリングの材質を変える必要があったとしたら、もっと強くもっと性能を上げることができる、となるとその限界はどこなのか? それは明確じゃないんだ」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 新幹線vsレッドブルF1”ありがとう号”の夢の共演が実現! F1ファン&鉄道ファンが夢にみたシーンがここに叶う

次の記事 ハースF1「ジェットコースターな1年でも、下がる”だけ”よりはマシ!」2023年はヒュルケンベルグ加入で安定に期待

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1

2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1

2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1

2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

最新ニュース



FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

機能

General

ライブテキスト

評価

機能

General 13 時間前

FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に



F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 15 時間前

F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る



予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 16 時間前

オランダGP

予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う



海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 21 時間前

ベルギーGP

海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録