F1

フェラーリ、サインツJr.後任にアルボン獲得のウワサ。バスール代表はきっぱり否定「今話し合うべき問題ではない」

フェラーリは、アレクサンダー・アルボンがカルロス・サインツJr.の後任として2025年のF1ドライバー候補にリストアップされているという話を否定した。

Jonathan Noble Franco Nugnes

編集: 2023/07/18 22:08

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Alex Albon, Williams Racing

 先週イタリアのメディアは、来年末にカルロス・サインツJr.との契約が切れることから、フェラーリは2025年のアレクサンダー・アルボン獲得に照準を合わせていると報じた。

 しかしアルボン自身は最近、ウイリアムズでの長期的な未来を確保することに焦点を合わせていると語り、フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスール代表も、アルボンに関する動向を否定した。

 アルボンはGP3やFIA F2時代にARTグランプリに所属していたため、ARTグランプリの共同創設者であるバスールは彼と旧知の仲だ。しかしバスールは、アルボンがウイリアムズに上手く定着しているとして、フェラーリが新たなドライバー探しに動いているという憶測を打ち消している。

 アルボンの憶測について、バスール代表はmotorsport.comのイタリア版に次のように語った。

「この話がどこから来たのかわからない。私は過去にアルボンを走らせたことがあるし、友人でもある」

「アレックスが現在いい仕事をしているかと記者に聞かれたら、私はイエスと答えるだろう。でも、だからといって彼を獲得することに興味があるわけではないよ」

「アレックスはウィリアムズと2024年の契約も結んでいると思う。チームは多くの投資をしているので、問題はない」

Vasseur previously ran Albon at ART in Formula 2, but has stressed he's not about to sign him to Ferrari in F1

Vasseur previously ran Albon at ART in Formula 2, but has stressed he's not about to sign him to Ferrari in F1

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

 バスールは今季から フェラーリのチーム代表に就いたが、ドライバー契約について心配し始める前に、チームとその仕事ぶりをもっと理解したいと述べてきた。特にフェラーリはサインツJr.とシャルル・ルクレール双方と2024年までの契約を結んでおり、すぐにドライバーの心配をする必要はないのだ。

「シーズン初めにチームとはっきり話し合ったし、ドライバーたちとも、まずはチームを知る必要があるとはっきり話し合った。それには何ヵ月もかかるんだ」

「彼らはまだ1年契約を結んでいるから、今話し合うべき問題ではないと思う。将来的には必ず話し合うことになるだろうが、それが第一の懸念事項ではない」

「誰にとっても、優先すべきはチーム、特に今シーズンに集中することだ。気が散るような要素がないようにしたい」

 サインツJr.とルクレールは、F1へのアプローチが異なるとはいえ、コース内外で相性がいいようだ。バスールは、ルクレールには際立ったパフォーマンスを発揮する能力があるが、オーバードライブによってミスを犯すこともあると言う。

「ルクレールは卓越した能力を持っている」とバスールは説明する。

「彼は時々、どうやったのか分からないようなことをする。シャルルは常に勝つことを考えているドライバーだ。我々のマシンはレッドブルの後ろにいるけれど、それでも彼は勝つことを考えている」

「ある状況下では、彼がプッシュしすぎてオーバードライブに陥るのを見たことがある。彼は戦略の足りないところを、ミスのリスクを冒して攻めることで補おうとしている」

「私の仕事は彼を正しい方向に導くことだ。2位を狙えるマシンがある以上、そこに誇りを持たなければならない。もちろん、前で何が起こっているかを見るのも正しいことだ」

 サインツJr.のパフォーマンスについて尋ねられたバスールは、「カルロスはとても安定している。彼は自分のペースを管理できるし、シャルルよりそれが少し上手だ」と語り、次のように続けた。

「オーバードライブはしないが、シャルルのような大きなピークはない」

「時々、シャルルのすぐ近くにまでくる。マイアミでは最終コーナーまでポールポジションだった。彼は酷いミスはしないし、常にそこにいるんだ」

 

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