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フェラーリF1、2021年型マシンSF21のリヤエンドを”根本的”に変更

2021年シーズン用のニューマシン”SF21”をフェラーリは、リヤに根本的な変更を施し、新しいギヤボックスとリヤサスペンションを導入したと明らかにした。

Ferrari SF21 detail

 フェラーリは、3月11日の実走行デビューに先立ち、2021年用のニューマシンSF21をオンラインで発表した。そのマシンは、リヤに大きな変更が加えられているという。

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 3月10日に発表されたマシンは、従来より深い赤のカラーリング、MissionWinnowのロゴが緑色で表現されるなど、昨年モデルとは一線を画す印象である。しかし最も大きな変更はそのカラーリングではなく、マシンのリヤにあると、シャシー部門の責任者であるエンリコ・カーディルは語る。曰く、開発が凍結されているリヤに今季の開発用トークンふたつを使い、”根本的な変更”を施したというのだ。

「SF21のプロジェクトに取り組んだ時、根本的な変化を起こすために、マシンのどの部分に注意を向けるべきか、すぐに選択する必要があった」

 カーディルはそう語った。

「我々はリヤを選択した。そして、新たなトランスミッション(ギヤボックス)とサスペンションを造った。これに加え、パワーユニット(PU)のエンジニアが行なった作業により、SF1000(2020年用マシン)と比較して遥かに細いリヤエンドにすることができた」

「また冷却システムについても検討を行なった。セントラル・ラジエターの仕事量を増やし、これまでよりも低いボディワークをデザインした」

「空力はレギュレーションの変更により、影響を受けたエリアのひとつだ。ダウンフォースを減らし、タイヤへの負荷がかからないようにしたのだ」

「我々がこのマシンの空力面に取り組み始めた時、ふたつの目標を掲げた。ひとつはレギュレーションによって失われるダウンフォースを増やすこと、もうひとつはドラッグ(空気抵抗)を減らすことだ」

 今季マシンは、基本的には昨年用マシンのモノを引き継ぐことになっている。ただ各チームは割り当てられたふたつのトークンを使い、開発が凍結された部分に手を加えることができるようになっている。前述の通りフェラーリは、このトークンを使ってギヤボックスとサスペンションを変更した……というわけだが、空力面は引き続き比較的自由に開発することができるため、フロント部分にも変更が加えられているようだ。

「レギュレーションにより、マシンのフロント部分の変更は、根本的なモノではない」

 そうカーディルは語る。

「新しいノーズと、それに合わせた新しいフロントウイングを開発したが、シャシーとサスペンションはSF1000と同じだ」

「この状況によって、怯えることなどなかった。我々はいつもと同じようにこれらの部分と向き合い、団結し、地に足をつけて対応した。しかし我々のチームの名前を尊重するために、我々は多くのことをしなければならなかった」

 このSF21は、プレシーズンテストが始まる前日の3月11日(木)に、シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.がステアリングを握り、バーレーン・インターナショナル・サーキットでシェイクダウンを行なう予定だ。

 

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