カルロス・サインツJr.、フェラーリとの契約延長決定！　2024年までルクレールとのコンビを継続

　フェラーリは4月21日にカルロス・サインツJr.との契約延長を発表。2024年までチームに留まり、シャルル・ルクレールとコンビを組むことが決まった。

　サインツJr.は、2021年にルクレールのパートナーとして2年契約でフェラーリに加入。この年、ルクレールをひとつ上回るランキング5位でシーズンを終えた。

　27歳のサインツJr.は今シーズン、3戦で2勝しているルクレールの成績には及んでいないものの、フェラーリは彼のパフォーマンスに満足しており、契約延長は時間の問題だと考えられていた。

　そして21日、チームはサインツJr.との契約を2年延長することを正式に発表した。

「スクーデリア・フェラーリとの契約を更新できてとても嬉しい」とサインツJr.は語った。

「僕は常々、F1でレースをする上でこれ以上のチームはないと言ってきたけど、このレーシングスーツを着て、このチームの代表として走ることは、他に類を見ないことだと確認できた」

「マラネロでの最初のシーズンは、堅実かつ建設的で、グループ全体が一緒に進歩していくようなものだった。その成果は、今シーズンのここまでではっきりと現れている」

「フェラーリのためにベストを尽くし、ファンの皆さんに喜んでいただけるよう、早くマシンに乗り込みたい」

「（今季のマシンである）F1-75はフロントランナーであることが証明されており、F1初優勝をはじめ、コース上で自分の目標を追いかけることができる」

　また、チーム代表であるマッティア・ビノットは次のように語った。

「私は何度も言っているが、我々はF1で最高のドライバーコンビを組んでいると信じている。レースが進むにつれて、カルロスとの契約を延長し、安定性と継続性を確保することは、ごく自然な流れであったと思うだろう」

「これまでチームと過ごした時間の中で、彼は素晴らしい結果を出し、あらゆる機会を最大限に活用することで、我々が彼に期待する才能があることを証明してくれた」

「車の外では、彼は細部にまで目を配るハードワーカーであり、それがグループ全体の改善と進歩に役立っている」

「我々は共に野心的な目標を目指すことができる。シャルルとともに、彼はフェラーリの伝説を盛り上げる重要な役割を果たすことができ、我々のチームの歴史に新しいチャプターを書き足すことができると確信している」