モナコで”覚醒”のフェラーリ。しかし今後の低速コースでは、レッドブルやメルセデスに及ばない?

フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、モナコでの速さを発揮したものの、今後やってくる低速コースでもメルセデスやレッドブルに挑戦できることを意味するわけではないと語る。

モナコで”覚醒”のフェラーリ。しかし今後の低速コースでは、レッドブルやメルセデスに及ばない?

 フェラーリはモナコGPで印象的な活躍を見せた。シャルル・ルクレールが予選でポールポジションを獲得、チームメイトのカルロス・サインツJr.も予選から速さを見せ、決勝でも安定した走りで2位表彰台を手にしている。

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 しかしチーム代表のマッティア・ビノットは、今回のモナコでの活躍が、今後のレースでメルセデスやレッドブルなどのトップチームに挑戦できるということを”確約”するモノではないと語る。

 モナコはF1カレンダーの中で屈指の低速コース。ここで速さを見せたフェラーリは、同じく低速コースとして知られるハンガリーやシンガポールでも速さを見せるのではないか……そんな推測もしたくなってくる。

 しかしビノット代表は、モナコのような活躍を再現することは”確約”されたモノではないと考えているようだ。

「低速コーナーのあるサーキットで、再び競争力を発揮できるかもしれない。しかし、それは当然のことではない」

 そうビノット代表は語る。

「どんなサーキットで再び競争力を手にできるかということを考える代わりに、我々は既に次の開催地であるバクーに焦点を当てている。また、マシンをよりうまく活用する余地がまだ残っているから、それにも集中しているんだ」

「我々は週末のレースに向けた準備を整え、少なくともマシンの最高のポテンシャルを活用することができることを示すことができたと思う。それほど多くはないが、今後も開発が行なわれることになっている。まだ実装されていないが、それらのアップデートを適切に機能させることが重要なんだ」

 ドライバーであるサインツJr.も、モナコのような活躍は、他のサーキットでは再現できないだろうと考えている。

 次に表彰台を獲得できるのはいつになると思うかと尋ねられたサインツJr.は、次のように語った。

「それはかなり簡単な答えになると思う。モナコのサーキットの特徴を見て、どこがこれに近いかというのを見てみてほしい。多くはないだろうし、みなさんが考えているだろうサーキットだって、同じではない」

「レッドブルやメルセデスと、ポールポジションや表彰台を争うつもりはないという意味ではない。しかし彼らはまだ、僕らに対して大きなアドバンテージを保っており、ポールポジションや勝利を目指して戦うのは、非常に難しいだろう」

「次のチャンスがいつやってくるか分からないから、今回の結果を受け入れるのは少し難しい。でも、僕らが成し遂げた前進と、モナコでのマシンの競争力については、誇りに思う必要があるだろう」

「モナコを速く走るのは簡単じゃない。シャルルと僕がとても速かったという事実は、チームの良いパフォーマンスと、今回全てのことがうまく機能していたということによるモノだと思う」

 

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