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「愚かなこと」を明確に。”同士討ち”再発阻止を目指すフェラーリ

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「愚かなこと」を明確に。”同士討ち”再発阻止を目指すフェラーリ
執筆:
2019/11/22 3:15

F1ブラジルGPをセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの同士討ちで終えたフェラーリは、”愚かなこと”を明確にする必要があると考えているが、過去にメルセデスがドライバーを管理した方法を見習うことには興味がないという。

 F1ブラジルGPの決勝レースで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールは、まさかの同士討ちを喫してしまい、ダブルリタイアとなった。フェラーリにとっては、悪夢のような瞬間だった。

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 今季からフェラーリに加入したルクレールは、いきなりその速さを披露。ベッテルと肉薄するパフォーマンスを発揮し、ポールポジションも全ドライバー中最多で計7回獲得している。

 その結果ふたりの間の緊張感は高まり、ついにブラジルで最悪の事態を迎えてしまった。

 チーム代表のマッティア・ビノットは、同士討ちは”馬鹿げたこと”だったと宣言。同様のことを二度と起こさないよう、その対策に勤しんでいる。しかしメルセデスが数年前にルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのふたりを管理したような”交戦規定”を設けることについては消極的だ。

 バルテリ・ボッタス加入前のメルセデスは、ハミルトンとロズベルグが激戦を繰り広げ、2016年シーズンには複数回にわたって同士討ちを演じた。そのため、同様の事態が繰り返されるのを避けるために、前述の”交戦規定”を設けたのだった。

「トト(ウルフ/メルセデスのチーム代表)が当時何をしたのかは分からない」

 そうビノット代表は語った。

「私はジャッジを下したいと思っているわけではないし、そのことに興味はないよ」

「とはいえ、チームのメンバーに対して、愚かなこととそうではないことを明確にする必要がある」

「我々は限界で戦っている。しかしクラッシュが起きた時、何かが間違っていたことは間違いない。自由に戦えるのなら、戦うのは自由だ。どれだけリスクを冒すことができるかというのは、ドライビングにおける問題にすぎない」

「しかしここでは、リスクを冒す必要はなかった」

 ビノットは今シーズン、必要と思われる際にはチームオーダーを発令してきた。そして、それ以外の時には、自由にレースすることを許可してきたのだった。

 ベッテルとルクレールは、ブラジルGPの前にも、メキシコGPで互いに接触している。スタート直後、ベッテルがルクレールのリヤに軽く追突したのだ。ただこの時は大きな問題にはならなかった。

 ビノット代表は今週、マラネロのファクトリーでふたりのドライバーと会う予定だ。

「もっと良くできることは常にある」

 そうビノットは語った。

「しかしブラジルでのミスは、ドライバーのミスだった」

「チームとして、どうすればもっと良くできただろうか? 我々はそれを考える」

「将来に向けて、それを改善する必要がある。同じようなことは、もう起こらないだろう」

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シリーズ F1
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執筆者 Scott Mitchell