フェラーリ、ランク3位は"チームの進歩"の賜物「2022年マシンの開発は犠牲になっていない」

フェラーリのマッティア・ビノット代表は、今季のコンストラクターズランキング3位を獲得するために、来季マシンの開発を決して妥協していないと語った。

フェラーリ、ランク3位は"チームの進歩"の賜物「2022年マシンの開発は犠牲になっていない」

 フェラーリは今季、マクラーレンと激しいコンストラクターズ3位争いを展開してきたが、シーズン終盤の3連戦で好成績を残したことで、マクラーレンを引き離した。マクラーレンがメキシコGPからの3連戦でわずか4ポイントしか獲得できなかったこともあって、フェラーリは残り2レースという段階で39.5ポイントのリードを築いたのだ。

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 今季のフェラーリはすでに、大苦戦しコンストラクターズランキング6位に終わった2020年シーズン(131ポイント)よりも2倍以上の297.5ポイントを稼いでいるが、フェラーリのマッティア・ビノット代表は以前と同様、あくまで新レギュレーションが導入される2022年のマシン開発に、フェラーリは集中していると主張している。

「我々は本当に、現行マシンを開発していない」と、ビノットは言う。

「我々はシーズン序盤にいくつか開発パーツを導入したが、本当にそれだけだ」

「パワーユニット以外は、2022年を視野に入れた開発だった。シーズン当初から、我々は常に2022年のマシンのために努力しており、妥協したことはまったくない」

「だから2021年に利益を得るために、2022年を犠牲にしようと考えたことすらなかったと言える」

「今季の開幕時には、3位を争うポテンシャルがあることは分かっていた。だが2021年の我々の最大の目標は3位になることではなく、チームとしてあらゆる面で改善を図ることであり、3位は単にその成果だと考えていた」

「我々が3位に到達したなら、それがチームが週末に取り組んでいるやり方が、シーズン序盤から確実に改善されているからであり、クルマ自体が改善したからではないんだ」

 ビノットは、今季のフェラーリの復活には、様々な点でチームが進歩していることが原因だと考えている。

「シーズンが始まってから、レースチームは大きな進歩を遂げたと思う」

「戦略やマネジメント、ドライバーとのコミュニケーション、自分たちがやっていることへの理解など、多くの点で進歩している。また、タイヤマネジメントの面でも大きな進歩があった」

「フランスGP以降、チームは小さなツールを開発したり、新たな方法論を見出したりといったことがたくさんあって、より良い形を模索してきたんだ」

「昨年はランキング6位で、ほとんどポイントを獲得できなかったが、現行のレギュレーションでできる限りのことをしたと思う。2021年のマシンは、開発の機会が非常に限られていた」

「全体的に見て、チームは大きな進歩を遂げたと思うし、その結果としての3位は、努力の賜物だと思っている」

Additional reporting by Christian Nimmervoll

 
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