フェラーリ会長、更なる組織変更の可能性を否定。ドメニカリ復帰の噂も「考えたこともない」

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フェラーリ会長、更なる組織変更の可能性を否定。ドメニカリ復帰の噂も「考えたこともない」
執筆:
協力: Roberto Chinchero
2019/01/17 3:33

フェラーリのジョン・エルカーン会長は、フェラーリF1チームに更なる組織変更があるとの噂を完全否定するコメントを発表した。

 マウリツィオ・アリバベーネを代表職から更迭し、後任にマッティア・ビノットを就任させたフェラーリ。今後更なる組織変更があるのではないかとの報道が各方面でなされているが、フェラーリのジョン・エルカーン会長は、この噂を完全否定した。

 スクーデリア・フェラーリは、昨シーズンまでチーム代表を務めていたアリバベーネを更迭。後任に技術責任者の役割を担っていたビノットを就任させた。ただビノットは、チームのマネジメントより技術面に強い人物であるとの評価もあり、今後フェラーリの組織に更なる変化が加えラれるのではないかとの報道が、各方面でなされることになった。

 その最たる例は、CEOであるルイス・カミッレーリを退かせ、その後任に現在ランボルギーニでCEOを務めるステファノ・ドメニカリが就任するのではないかの噂だ。ドメニカリは、以前フェラーリF1チームの代表を務めた人物でもある。

 しかし、火曜日に発行されたガゼッタ・デロ・スポルトに掲載された、フェラーリのエルカーン会長のファンに向けたメッセージによれば、フェラーリに更なる組織変更を行う計画はないという。また、ビノットがF1チームの代表に就任したことは、チーム内の衝突によるパニック的な反応の結果ではないことも断言した。

「私は、フェラーリについて私が発言したとされる驚くべき言葉や意見を読んだ。しかし、私はそんなことを言ったことはないし、私の考えを反映したものでもない」

 エルカーン会長は、そうメッセージを寄せた。

「読者の利益と真実のために、私はいくつかの点について明確にしなければならないと感じている」

「マッティア・ビノットをスクーデリア・フェラーリのチーム代表に任命したのは、チームのマネジメント体制を変換しようとすることを示すものではないし、チーム内の意見の相違から生じたものでもない」

「それどころか、これまマウリツィオ・アリバベーネとの合意によって決定されたことだった。彼はスクーデリアが戦うに値するレベルに戻すために、4年間にわたって絶え間なく努力してきた人物だ」

「マッティアの仕事は、すでにシーズンを見越して始まった。そしてその仕事は、近年築き上げられてきたものに基づいている。それは進化を目指すための一連の動きであり、過去との”決裂”を意味するものではない」

 ある情報源によれば、ドメニカリはフェラーリに戻ることに興味を持っておらず、ランボルギーニでの仕事に完全に集中しているという。エルカーン会長も、カミッレーリCEOを信頼していると繰り返し語った。

「過去に戻ることを提案したり、更なる組織の変更が行われるという噂や想像について、私は完全に否定する」

 そうエルカーン会長は語る。

「安定性を確保し、フェラーリに集中するために、CEOのルイス・カッミレーリを全面的に支持している。そしてフェラーリのすべての従業員の貢献により、我々は数カ月前に発表した目標を達成することができるだろう」

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執筆者 Jonathan Noble