フェラーリ、ライコネンの後任に来季からルクレール起用を検討か? 

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フェラーリ、ライコネンの後任に来季からルクレール起用を検討か? 
Roberto Chinchero
執筆: Roberto Chinchero
協力: Scott Mitchell
2018/06/22 1:12

フェラーリは、ライコネンの後任としてフェラーリ育成出身であるルクレールの起用を検討しているようだ。

Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari talks with the media
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Charles Leclerc, Sauber, signs autographs and has his picture taken by fans
Charles Leclerc, Sauber
Charles Leclerc, Sauber

 フェラーリは、キミ・ライコネンの後任にシャルル・ルクレール(ザウバー)を起用することを検討しているようだが、まだ最終的な決断は下されていない。

 昨年、ライコネンはフェラーリとの契約を1年間延長した。しかしフェラーリの会長であるセルジオ・マルキオンネは、ライコネンはより一貫性を持つ必要があり、”おそらく2018年は正しい答えを見つけるための最後の最後のシーズン”だと述べていた。

 ライコネンは開幕4戦で表彰台を3度獲得するなど、力強いシーズンのスタートを切り、昨年以上にチームメイトのセバスチャン・ベッテルに迫るパフォーマンスを見せている。なお直近2戦ではベッテルがモナコで2位、カナダで優勝を飾った一方、ライコネンはそれぞれ4位と6位という結果に終わった。

 motorsport.comが掴んだ情報によると、フェラーリはライコネンの後任に、2018年末にレッドブルとの契約が切れるダニエル・リカルドを検討しているという。

 しかしベッテルに現状通りの年俸を支払いながらリカルドを起用するとなると、フェラーリ側のコストは非常に高くなる。

 リカルドという選択肢を除けば、今のところフェラーリ最後のチャンピオンではあるが、チームに復帰した2014年から優勝のないライコネンと、今年ザウバーからF1にデビューしたルクレールという選択肢が残されることになる。

 ライコネンが表彰台を獲得したアゼルバイジャンGPでは、ルクレールは6位に入賞する活躍を見せた。またここまでの4レースでも3度入賞し、チームメイトのマーカス・エリクソンを上回る成績を残している。

 フェラーリはまだ最終的な決断を下してはいないが、ルクレールがフェラーリのシートを獲得できるような方向性に向かうのではないかと考えられている。これが実現すると、すでに名声が確立されたドライバーと契約するというフェラーリのポリシーからは離れることとなる。

 今週末のフランスGPを前に、motorsport.comがライコネンに対しF1キャリアを延長することについて尋ねたところ、「1週間や2週間、1カ月では何も変わらない」と答えた。

 フェラーリのドライバー育成システムである『FDA(フェラーリドライバーズアカデミー)』出身であるルクレールは、2016年にGP3、2017年にF2と2年連続でF1直下のカテゴリーでタイトルを獲得している。その彼が FDA卒業生として初めてフェラーリのドライバーとなる可能性があるのだ。

 ただ前戦カナダGPの前にルクレールは、将来的にフェラーリのドライバーになることについて、「それ(フェラーリのドライバーになること)で僕は笑顔になれるけれど、今の時点では現実的なことだとは感じられない」と話していた。

「来年のことを考える時が来たら、そのことについても考えるだろう。そのシートを得られる機会があることを願っている」

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シリーズ F1
ドライバー シャルル ルクレール , キミ ライコネン 発売中
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Roberto Chinchero