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“緊急事態”のフェラーリ、計画前倒しで第2戦に空力アップデート実施へ

フェラーリは、レッドブルリンクで開催されるF1第2戦シュタイアーマルクGPに、第3戦ハンガリーGPで予定されていたアップデートを前倒しして行なおうとしている。

Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 2020年シーズンのF1開幕戦オーストリアGPを終え、マシンパフォーマンスでライバルに後れを取っていることが発覚したフェラーリ。彼らは予定されているアップグレードを前倒しして実施しようとしているようだ。

 フェラーリは2月にカタルニア・サーキットで行なわれたプレシーズンテストの際、新車SF1000に空力面で欠陥があることを発見していた。その後新型コロナウイルスの流行で開幕は7月までずれ込んだが、彼らは7月19日に決勝が行なわれる第3戦ハンガリーGPまで、アップデートの投入を待たねばならない状態だった。

 しかしながら開幕戦では、セバスチャン・ベッテルがQ2で敗退するなど大苦戦したことを受けて、チームは開幕戦同様レッドブルリンクで行なわれる第2戦、シュタイアーマルクGPに可能な限り多くのアップグレードパーツを持ち込もうとしているようだ。

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 レース翌日の月曜日に発表されたフェラーリの声明によると、チームの拠点であるマラネロでは懸命な開発作業が続けられており、「第3戦ハンガリーGPに持ち込む予定だった空力パッケージを、出来る限り次週(第2戦シュタイアーマルクGP)に持ち込むことを目指している」という。

 フェラーリはこのアップデートによって、開幕戦で1秒近くあったメルセデスとの差を完全に埋められるとは考えていないが、いくつか順位を上げることは出来ると期待している。また、開幕戦と同じサーキットで開催される第2戦にパーツを持ち込むことで、比較テストを行なうことが出来るというメリットもある。

 フェラーリCEOのルイス・カミッレーリは、開幕戦でフェラーリは苦戦したものの、チーム代表のマッティア・ビノットへの信頼を強調している。

「やらなければいけないことが多いのは分かっている」と彼は言う。

「今回のグリッドポジションはフェラーリのようなチームがつくべき場所ではないし、これにすぐ対応しなければいけない」

「全ての面で改善しなければいけないのは明らかだ。迅速に対応することが唯一の解決策であり、マッティアはじめチームの全員があらゆるレベルで取り組んでくれていることに満足している。(第2戦でのアップデートは)次持ち込む予定だったものを前倒しするだけでなく、今後に向けて開発プログラムを加速させる狙いもある」

「チームは泣き言を言わずに、再び気合いを入れて一丸となって問題に向き合っている。我々は今、長期的なプランのスタート地点にいる。どんな挫折があろうと方向性を変えることはないだろうし、マッティアとチームには全幅の信頼がある」

 

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