フェラーリ兄弟コンビ誕生なるか? ルクレールの弟アーサーがFDA加入
フェラーリ・ドライバー・アカデミーは、シャルル・ルクレールの弟であるアーサーを新たに加入させることを発表した。
写真:: Jerry Andre / Motorsport Images
フェラーリのドライバー育成プログラムであるフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)は、新たにふたりのドライバーと契約することを発表した。その内のひとりは、2019年にフェラーリで2勝・7ポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールの弟で、弱冠19歳のアーサー・ルクレールだ。
兄シャルルがF1デビューを果たした2018年、アーサーはフランスF4で4輪レースキャリアを本格的にスタートさせた。その年のフランスF4ではランキング5位となり、2019年はADAC F4(ドイツF4)でランキング3位となった。
その活躍が認められ、アーサーは2020年シーズンにFDAの一員として、フォーミュラ・リージョナル欧州選手権に参戦することとなった。同カテゴリーはF3規格の選手権であり、彼はステップアップを果たした形だ。なお、参戦チームは兄がF2時代にシーズンを席巻したプレマ・レーシングだ。
「ジュニアシリーズにおける最高のチームのひとつであるプレマから、フォーミュラ・リージョナルに参戦することを発表できて本当に嬉しく思う」とアーサーはコメントした。
「僕は2年前にシングルシーターでの初めてのテストをプレマで行なったけど、いずれは彼らと共にレースをして勝ちたいと思っていた」
「この素晴らしい機会は僕にとって大きなチャンスだ。FDAの一員になれることを誇りに思う」
「僕に対する信頼、サポートにとても感謝している。またレーシングカーのシートに収まる日が楽しみで仕方ないよ」
アーサーと共にFDA入りが発表されたもうひとりのドライバーは、スウェーデン人のディノ・ベガノビッチだ。彼は3年間戦ったカートの世界選手権を卒業し、2020年からフォーミュラーレースを果たす。参戦カテゴリーはイタリアF4、そしてドイツF4のようだ。
これで、FDAのドライバーは現在9人となった。その内5人(ミック・シューマッハー、カラム・アイロット、ロバート・シュバルツマン、マーカス・アームストロング、ジュリアーノ・アレジ)が2020年のFIA F2に参戦することとなっており、F1昇格を懸けた争いはますます激化していきそうだ。
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