フェラーリ、シーズン序盤のチームオーダーは否定「まだまだチャンピオンシップは長い」
シャルル・ルクレールがチャンピオンシップをリードしているフェラーリだが、ドライバー間のチームオーダーを検討するにはまだ時期尚早だと考えている。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
2022年、見事な躍進を遂げたフェラーリ。シャルル・ルクレールは開幕3戦で2勝し、ポイントリーダーに躍り出た。
第3戦オーストラリアGPでは、カルロス・サインツJr.がリタイアしたこともあって、ルクレールはチームメイトに38ポイント差をつけている。
明らかに今季のタイトル最有力候補となっているルクレール。しかし、ひとりのドライバーに全力を注ぐことで明確なアドバンテージが得られるにも関わらず、フェラーリのマッティア・ビノット代表は今はまだ両ドライバーが勝利を目指すことに変わりはないと明言している。
「まだ3レースしか終わっていない」とビノットは説明した。
「まだ20レース残っている。チャンピオンシップはまだ長いんだ」
「ドライバーたちは自由に戦っているし、彼らが良いポジション、できれば1位を目指して戦うことを本当に楽しみにしているし、楽しんでいるんだ」
フェラーリの今季マシン『F1-75』はこれまで、あらゆるコンディションとサーキットで速さを発揮。信頼性もライバルのレッドブルより上だ。
ルクレール自身も、F1-75は運転するのがスリリングであり、自分の力を最大限引き出すことができるマシンだと語っている。
「とても強力なクルマであることは確かだ」
「これまで、僕のドライビングによくフィットしていると思う。シーズン序盤にマシンを理解し、それが今の僕を助けてくれていると思う」
「これは良いサプライズだった。でももちろん、これからもプッシュし続けなければいけない。今のところはとてもうまくいっている」
第4戦はイモラで開催されるエミリア・ロマーニャGP。フェラーリにとって聖地モンツァに次ぐ第2のホームレースとも言えるが、ルクレールは気を抜くことは許されないと自覚している。
「イモラは僕たちにとって、かなりクレイジーになりうることがたくさんある。もちろんそれ以外にも、スプリントレースが行なわれる週末であることは間違いない」
「それを行なう上で適切なコースなのかは分からない。週末が終われば答えが出ると思う」
「チームとして、やりすぎないようにしないとね。いつも通り多くの期待が寄せられるだろうけど、落ち着いていなければならない」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments