フェラーリ、新カラーを鈴鹿で発表。フィリップモリスの白いロゴが追加
フェラーリは今週末の日本GPから使用される新しいカラーリングを鈴鹿で発表。フィリップモリスのプロジェクトロゴが追加された。
Sebastian Vettel, Kimi Raikkonen, Ferrari, unveiling Mission Winnow livery
Manuel Goria / Motorsport Images
フェラーリは、フィリップモリスの白いプロジェクトロゴが入った新カラーリングを鈴鹿で公開。今週末の日本GPからこのカラーリングが使用される。
フェラーリのタイトルスポンサーであるフィリップモリス・インターナショナルの新しいプロジェクトである『Mission Winnow』の白いロゴが、今週末からサイドポッドやエンジンカバー、リヤウイングに掲げられることになった。また、ドライバーのスーツの胸部分にも同ロゴが追加される。
タバコ広告の禁止により、フィリップモリスはフェラーリのマシンに自社のブランドや製品の広告を載せられない状態が続いていたが、タバコ離れの動きを踏まえ、禁煙技術の開発をしていきたいとしており、2021年までフェラーリのタイトルスポンサーを延長している。
フェラーリチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは「フィリップモリスに感謝したい。全てのマシンには、シーズン開始当初からブランドを掲げる権利があるからだ」と語った。
「彼らはフェラーリの赤を尊重してくれた。マシンをほとんど赤いままに残しておいてくれたのだ」
「理由は簡単だ。彼らは急いでいない。我々の社会は変化している。我々は新しいミッションを立ち上げているんだ」
「我々がやることはシンプルだ。フェラーリとフィリップモリスはより良いパフォーマンスを目指して努力する。ミスから学び、前進しパフォーマンスを発揮するために日々研究をしている」
「『でもまだチャンピオンシップに勝っていないじゃないか』と言われるかもしれない。だが我々は学んでいるのだ」
「今後勝てるようになるためには、学ぶことができるようにする必要がある」
『Mission Winnow』というプロジェクト名には、麦を脱穀する際に籾殻を吹き飛ばすという意味を持つ『Winnow』という単語が使われている。また『win now』とのダブルミーニングだとも考えられる。
フィリップモリスのグローバルイベント・パートナーシップ担当副社長であるリカルド・パリノは「我々は10年間に渡ってF1マシンにブランドを掲げていませんでしたが、新しい提案によって戻ってくることができました」と話した。
「このキャンペーンのロゴは、タバコ製品に関連していないということが非常に重要です」
「我々の会社が変革しようとしているという事実であり、より良い未来のためにこれまでと全く異なるプロジェクトに移行しようとしています」
「フェラーリと組むことは非常に重要です。彼らは情熱を持っていますし、彼らの絶え間ない改善は、我々の将来のベースとなるものです」
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