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フェラーリ、監視用センサーの影響否定。技術情報流出は”重大な問題”

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フェラーリ、監視用センサーの影響否定。技術情報流出は”重大な問題”
執筆:
協力: Roberto Chinchero
2018/10/08 4:47

フェラーリは、FIAが彼らのバッテリーの調査を継続しておりセンサーを追加したことを認めたが、これ以上の技術情報の流出は”重大な問題”だと警告している。

 フェラーリが、日本GPもメルセデスに完敗を喫した。今回は、雨絡みの予選と決勝序盤の接触で自滅した感が強いものの、フリー走行からその劣勢は明らかだった。シーズン中盤、ついにメルセデスの連覇を止めるかと思われていた強さはそこにはなかった。

 フェラーリがイタリアGP以降のレースでメルセデスに遅れをとっている理由のひとつとして、フェラーリ独自のデュアルバッテリー構造についてFIAが調査を継続していることが原因なのではないかと噂されている。FIAがバッテリーを監視するセンサーを追加したことで、フェラーリがそのメリットを発揮できなくなったのではないかと考えられているのだ。

 しかしフェラーリはこれを否定。チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは、マシンにセンサーが追加されたことが公然の秘密となっていることを強く懸念しているようだ。

「我々のバッテリーのレイアウトは非常に複雑だ。だからこそ、FIAからのリクエストに同意し共に作業をした。2つ目のセンサーが追加されたが、いずれにせよ我々のマシンのパフォーマンスは変わっていない」

 そうアリバベーネは『Sky イタリア』に語った。

「それにもかかわらず、誰もが2つ目のセンサーのことを知っているのはおかしいと思う。我々のバッテリーレイアウトは複雑だと言ったが、同時にそれはフェラーリの知的財産でもある」

「誰もがセンサーのことを知っているのと同じように、みんながそれを知っていることを願う。今後、誰にも我々のプロジェクトについて知らせるつもりはない。技術情報のリークは重要な問題になりかねない」

フェラーリの失われたアドバンテージ

 シーズン序盤に、フェラーリが加速初期の段階で持っていたアドバンテージについて、メルセデスが疑問を提起。これを受けるような形でFIAはフェラーリのパワーユニットの調査、エネルギー回生において違法行為を行っていないかの確認を今シーズンを通して続けている。

 しかしアリバベーネは、フェラーリの最近の低迷はストレートではなく、低速コーナーでのパフォーマンスが影響していると明かした。

「シンガポールとロシアでは我々の方がストレートスピードは速かったので、ストレートは関係ない」

「シンガポールとロシアの前、我々はライバルと近いところにいた。ストレートではメルセデスと似たようなものだったんだ。低速コーナーで多くのタイムを失っている。データがそれを証明している」

 アリバベーネは、コーナーでの問題がメルセデスよりもうまくタイヤを使えないという問題も引き起こしていると述べた。

「我々はダウンフォースが高めのトラックで苦しんでいる。特に低速コーナーでトラブルを抱えているんだ」

「荷重をかけられないことで、タイヤを管理することが難しくなってしまっている。タイヤを適切な作動温度領域に入れられないんだ」

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble