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PUサプライヤーを探していたレッドブル、最も真剣に交渉したのはフェラーリと明かす

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、独自のパワートレイン部門立ち上げを決定する前に、フェラーリとパワーユニット供給について議論をしていたことを明かした。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 レッドブルは昨年、現在のパワーユニット(PU)パートナーであるホンダが2021年限りでのF1活動終了を発表したことを受けて、2022年以降使用するPUをどう調達するか、それを検討する必要に迫られた。最終的には2022年から3年間のPU開発凍結が決まったことにより、ホンダPUのプロジェクトを引き継いでPUを自社運用することを決定したレッドブルだが、当初はメルセデス、ルノー、フェラーリの3社からの供給を受けることを模索する状況であった。

 これに関してレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』の中で、フェラーリが唯一PU供給に積極的な姿勢を見せてくれたメーカーだったと明かしたが、レッドブルがカスタマーチームになることを嫌った結果交渉はまとまらなかったと語った。

「最も自然な選択肢だったのは、既存のサプライヤーと話し合いの場を持つことだった」とホーナーは言う。

「メルセデスとは本当に少ししか話をしていない。トト(ウルフ/メルセデスチーム代表)は特に乗り気ではなかった。ルノーにとっても、レッドブルのようなチームに供給するということは、彼らの希望ではなかった」

「最も意欲的だったのはフェラーリで、我々は予備的な交渉をしていた。しかしカスタマーチームになってしまうと、様々なことを統合しなければならない。特に今後新しいレギュレーションが導入されることを考えると、その条件は飲めなかった」

「そして我々は『レッドブルらしく、どうやってこの課題に取り組んでいくか?』について模索を始め、ホンダと当面の間の契約を結べないか考えるようになった。ただ我々はPUを開発する力がないので、(PU開発)凍結が必須条件だった」

「我々のPUサプライヤーとしての運命を切り開き、(レッドブルの拠点である)ミルトンキーンズに全てを集約させるというのは、非常に大胆で大きなステップであった。ひとつの施設でそれをやっているのはフェラーリくらいだろう」

 ホンダはF1ラストイヤーとなる今季、レッドブルと共に好調を維持している。第8戦シュタイアーマルクGPでマックス・フェルスタッペンが勝利したことにより、レッドブル・ホンダは4連勝を達成。ドライバーズランキングでもコンストラクターズランキングでも首位に立っている。

 ホーナーは、ホンダが今季限りでF1を去るのは「非常に残念なこと」だと改めて語った。

「我々は彼らにもっと長くいて欲しかった。今後3年間は凍結によりコストも抑えられるしね」

「しかし来年も、我々は何らかの形で関係を維持したいと思っている。もちろんその話し合いの詳細についてはまだ明かせないが、しっかりと話し合いを重ねた上で結論を出したい」

「エンジンビルダーとしてゼロからスタートすることは非常に大きなチャレンジだ」

 

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