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F1で拒否権持つフェラーリ、会議室の“大人役”は必要と主張

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F1で拒否権持つフェラーリ、会議室の“大人役”は必要と主張
執筆:
協力: James Allen
2019/12/04 7:56

フェラーリは2021年以降のコンコルド協定においても変わらず拒否権を保持し続け、会議室で”大人の役割”を務めることが、フェラーリのみならずF1全体にとって必要なことであると主張する。

 フェラーリはF1側との取り決めによって、ルールが自らの利益にならないと考えられる場合、拒否権を行使できる。この拒否権の存在については、長い間議論の的となってきた。

 FIA会長のジャン・トッドを含む多くの人間が、フェラーリに拒否権を与えるべきではないと主張してきたが、F1に留まる見返りとして、フェラーリの拒否権は変わらず保持されてきた。

 フェラーリのチェアマンであるルイス・カミッレーリは、チームが拒否権を保持することは重要だと説明する。また彼はフェラーリが拒否権を持つことで過激なルール変更に対抗できたり、良好なバランスを保っているという事実に、他のチームも感謝しているはずだと語った。

「我々は拒否権を有している。それらはフェラーリだけではなく、F1にとっても重要だ」

「この先それを使うだろうか?……かもしれない。“拒否権を持つ”というだけで注意を引くだろうか? 私はそうだと思っている」

「それは私が重要だと考えているところだ。いくつかのチームは拒否権は前時代的であり、あるべきでないと考えているようだ。だがまた一方では、会議室に“大人”がいるのはいい考えだとも考えている」

 フェラーリが最後に拒否権を行使したのは2015年のことだ。その際はエンジンとギヤボックスに最大価格を導入する動きを封じた。そして現在、新たなコンコルド協定の枠組みの議論が進められている。カミッレーリはフェラーリがF1に留まることを妨げる障害は何もないと語っている。

「我々は(F1へ)非常にコミットしている。コンコルド協定の締結は始まりであり、終わりではないんだ」

「話し合いは今後数ヵ月にわたり、進めていく必要があるだろう。しかし皆が同意する基本的な原則は健全なものだ。まだ多くのすべきことはあるがね」

「鍵となるのは、F1が常にモータースポーツの頂点に留まり、そして技術的な創造性やイノベーションの余地が保証されていることだ。それは歴史的にF1を前に進ませてきた物でもある」

「1年前にパーツ標準化が推し進められたが、それも大幅に緩和された。良いことだと思うよ」

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この記事について

シリーズ F1
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Jonathan Noble