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「サインツとの接触は僕のミス」ベッテル、”うまくいかなかった”開幕戦を振り返る

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「サインツとの接触は僕のミス」ベッテル、”うまくいかなかった”開幕戦を振り返る
執筆:
2020/07/08 9:29

フェラーリのF1ドライバーであるセバスチャン・ベッテルは、オーストリアGPの決勝レースで、彼のマシンSF1000を「認識できなかった」と語り、レース中にスピンしたのも”自分のせいだ”と語った。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルにとって、2020年のF1開幕戦オーストリアGPは、厳しいレースとなった。予選Q2を突破できず、決勝レースを11番グリッドからスタート。途中マクラーレンのカルロス・サインツJr.と接触し、スピンするシーンもあった。ただ、多くのマシンがリタイアしたことなどにも助けられ、結局10位に入賞し1ポイントを手にすることができた。

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 一方でチームメイトのシャルル・ルクレールは、マシンのパフォーマンスこそベッテル同様に厳しいモノだったが、乱戦を戦い抜き、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に科されたタイムペナルティの助けも受け、2位表彰台を手にした。

 月曜日の夜にServus TVの番組に出演したベッテルは、頭を整理するために、その日1日を使ったと語った。

「レースの合間の時間を、ここで過ごしている。太陽の光を、うまく使っているんだ」

 ベッテルはそう語った。

「僕は山にいて、頭をスッキリさせた。今日は新鮮な空気を吸えて良かったよ。山には誰もいなかった。僕はひとりで、自分のための時間を使った。今の状況の中では、それが気持ちいいんだ」

 そしてベッテルは、日曜日のレースについて語り始めた。

「スピードが足りなかっただけだ。僕らはまだ、それを探している。理想的ではなかったモノが、いくつかあるかもしれない。マシンは、僕が金曜日に感じたのと同じようには認識できなかった。つまり全体的に、僕によっては良い日じゃなかったんだ」

 さらにベッテルは、サインツJr.との接触について尋ねられ、次のように語った。当時のサインツJr.は、前を行くルクレールとポジションを争っていた。

「攻撃を仕掛けたわけじゃなかった。僕は彼らのできるだけ近くにいようと思ったんだ。ふたりは少しバトルしていた。でもカルロスが土壇場で、インに動いてくるとは思わなかったんだ。あれは僕のミスだ。彼にぶつかりたくなかったから、急ブレーキをかけ、後輪をロックさせたんだ」

「ハンドブレーキがなかった割には、良い仕事をしたと思う。でも、マシンが逆を向くのは、意図的ではなかったんだ」

「とても苛立たしいね。振り返ってみると、コクピットから見た光景を説明できる。それでも、ああいうことは起きてはいけないはずだ。絶対にやってはいけないことなんだ。あれがなければ、僕は遥かにいいチャンスを手にしていただろう」

「土曜日にQ3に進出できなかったから、僕はまだ、ソフトタイヤの新品を持っていた。スピードが足りなかったとしても、かなりのことができたはずだ。だから僕は、とても腹立たしかった」

 前述の通り、ルクレールは2位でフィニッシュした。そのことは、厳しいレースを戦ったフェラーリに報いることになったのか? それを尋ねられたベッテルは「ノー」と答えた。

「答えはノーだ。でもまずは、それを認めなきゃいけない。彼は良いレースをした。彼のパフォーマンスを認めたのは、僕が最初だ。今年のマシンは、僕らが期待していたほど強力ではなかった。シーズンの残りがどれほど長いのか、それを見てみることにしよう。僕らは確かに、期待していたようなポジションにはいない」

 ベッテルはまた、ハンガリーに持ち込まれる予定のアップデートパッケージについても語った。チームはこれを前倒しし、第2戦シュタイアーマルクGPに投入することを明かしているが、ベッテルはまだ、チームがそう公式に認めていることを知らなかったようだ。

「チームは全てのことを試そうとしている。運が良ければ、僕らはその一部を手にできるかもしれない。でも、まだ確定していない」

「僕らにはまだまだすべきことがたくさんある。それは別として、僕は実際にはとても満足したんだ。金曜日と土曜日の午前中は、正しいリズムだった。でも、予選では全てが逆になってしまった」

「日曜日は良いレースになると確信していた。でも、土曜日の傾向が日曜日にも続いてしまっていた。だからレースを戦うのに苦労したんだ」

「それまでは、本当に接近戦だった。金曜日には僕が良いポジションにいて、土曜日の朝は彼(ルクレール)が良いところにいた。でも、予選では差が広がったし、僕の開幕戦はうまくいかなかった。しかし、チームという観点で見れば、シャルルについてはうまくいったというのは間違いないよ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Adam Cooper