真っ向勝負で予選Q2脱落の衝撃……ベッテル「驚きの結果だった」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2020年F1開幕戦オーストリアGPの予選で11番手と、Q2敗退を喫した。その失望のパフォーマンスについてベッテルは「驚き」だと語った。
Sebastian Vettel, Ferrari SF1000
Charles Coates / Motorsport Images
まさに衝撃の結果だった。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1開幕戦オーストリアGPの予選で11番手と、Q2敗退を喫した。真っ向勝負だったにもかかわらずの低調な結果は、ベッテル本人にとっても驚きだったようだ。
プレシーズンテストの段階から、遅れをとっていると見られていたフェラーリ。しかしオーストリアにアップグレードパーツを持ち込むことができず、その投入は第3戦ハンガリーGPまで待たねばならない。そのため、レッドブルリンク2連戦での苦戦は予想されたモノとも言えた。
結局予選Q2でベッテルは11番手となり、Q3進出を逃すこととなった。チームメイトのシャルル・ルクレールはなんとかQ3進出を果たし、7番グリッドを獲得したが、Q2での順位は10番手とギリギリのポジションだった。
10番手でQ2を突破したことを知ったルクレールは無線で「クレイジーだ」と発言。そしてQ2敗退に終わったベッテルも、大きなショックを受けたと語った。
「明らかに、驚くべきことだった」
ベッテルは予選パフォーマンスについてそう語った。
「僕らには、もう少しパフォーマンスがあると思っていた。しかしおそらく、他のチームはフリー走行で燃料を少し多めに積み、少しコンサバに走っていたようだ」
「僕はマシンにはあまり満足していなかった。コーナーに進入する時は、僕が考えていたよりもかなりオーバーステアが酷かった」
しかしベッテルは、日曜日のレースでの可能性について楽観視している。
「明日は別の形になると思う」
そうベッテルは語った。
「コースが少し暑くなるにつれ、僕らには少し不利に働いたと思う」
「明日のレースは長くなる。レースでは、僕らはいつも優れていると思う。今後に向けた良い土台を築き、そしていくらかポイントを獲得できると思う」
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