FIA、フェラーリ加入のメキーズに代わるスタッフ探しが頭痛の種に

FIAは、フェラーリに加入することが発表されたローレン・メキーズに代わるスタッフを探しに奔走している。

 先日、F1の副レースディレクターを務めていたローレン・メキーズが9月からフェラーリに加入することが明らかになった。これに伴いFIAは、来週末に開催の迫った開幕戦オーストラリアGPで副レースディレクターの役職に就くことができる人物を探している。

 メキーズはフェラーリに加入に伴い、F1の副レースディレクターを辞職。彼は昨年、レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングの右腕として働いていたハービー・ブラッシュから仕事を引き継いでいた。

 ブラッシュは、主にポルシェスーパーカップや、2輪ではヤマハでマネージメントに関わる役職に就くなど、モータースポーツ界で仕事をこなしてきた人物だ。なお開幕戦オーストラリアGPの週末には、タイでスーパーバイク世界選手権(WSBK)が開催され、ブラッシュはこのシリーズに参戦するヤマハでの仕事があるため、副レースディレクターの仕事に就くことができない。

 しかし第2戦以降は、もしFIAがブラッシュを招聘した場合、彼が副レースディレクターを務める可能性もあるとみられている。

 副レースディレクターはレースコントロールにおいて、グリッド、フォーメーションラップ、スタート、オープニングラップを担当する。

 一方レースディレクターのホワイティングは、グランプリの開幕時からピットウォールでの仕事が始まる予定だ。彼の仕事は、赤旗の掲示やセーフティカーの導入などにも及んでいる。

 メキーズは副レースディレクターの役職に就く前に、FIA安全委員会の仕事を勤めながら、副レースディレクターとしてもトレーニングを積んでいた。

 FIAの中で、副レースディレクターを志望し、なおかつその資格を完全に満たして、フルタイムで役割を担うことができる人物は、例え存在していたとしてもごくわずかであるとみられる。

 その他の案としては、ブラッシュに次いで経験のあるレースディレクターを起用するか、FIAが管轄する他のシリーズで副レースディレクターを務める人物を起用する案があるという。

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース