FIA、ホッケンハイムの”ターン1”トラックリミットの変更に合意

ドイツGPの金曜走行終了後、ドライバーやチームからの苦情を受け、FIAはターン1のトラックリミットを妥協することになった。

 F1ストラテジー・グループは、木曜日に行われた会合で、今週末のトラックリミットの撤廃に賛成する票を投じた。しかし、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、これに反して”3ストライク”ルールの適用を制限。3回コースをはみ出したドライバーについては、スチュワードに報告されるとしていた。

 ホワイティングが懸念したのは、トラックリミットを設けないのであれば、ドライバーはラップタイムを上げるためにコース外を走るということに繋がり、そして最終的には”異なる”トラックをもたらすということだった。そして、それが金曜日のフリー走行中に電子センサーを使用した監視を行い、”3ストライク”ルールを実施することを決めた理由だ。

 このFIAの決定には、F1ストラテジー・グループのメンバーから不安が寄せられ、そしてトラックリミットに関する要望が無視された理由について、バーニー・エクレストンに説明が求められたという。

 フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、次のように語った。

「我々はストラテジー・グループで、”ワイルド”な週末にすることを議論した。なぜなら、このコースは十分なランオフエリアがあるからね」

「しかしその後、彼らは我々が何も合意していなかったとしても、白線を越えた全てのドライバーを記録するようになった。だから、我々はバーニーのところへ行ったんだ」

 金曜日の夜、ドライバーブリーフィングでもこの問題について議論があったという。

 その結果、FIAはターン1の制限領域を移動することを決定。電子センサーの配置位置も、コースから離れた部分に移動された。

 この結果、ドライバーたちはF1ストラテジー・グループが求めた通り、縁石の全ての幅を使うことができるようになった。

 土曜日の午前中にF1チームに対して送られた文書の中でホワイティングは、次のように説明している。

「我々の観察方法に基づき、ターン12の出口には新しい縁石が使用される。そして金曜夕方に行われた会議でのコメントにより、我々はターン1で使用できるトラックリミットは、縁石に外側の縁にする必要があると感じた。つまり、コースからは一番離れた縁である」

「このポイントを超えた全てのドライバーのパフォーマンス、そしてクルマのどんな部分でも、ここを越えることによってアドバンテージを得たかどうかを確認するために調べられることになる」

 

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ドイツGP
サーキット ホッケンハイム
記事タイプ 速報ニュース
タグ track limits, turn 1