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FIA、解散したマノーF1のエントリー料、約5900万円を”善意で”返還

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FIA、解散したマノーF1のエントリー料、約5900万円を”善意で”返還
執筆:
2017/11/21 8:57

FIAは、2017年のF1参戦が叶わなかったマノーの負債返済のため、2017年のF1エントリー料である約5900万円を”善意”で返還したと発表した。

 マノーF1チームは2017年のF1エントリー料として、522,322ドル(約5900万円)を昨年11月に支払っていた。この中には、2016年のコンストラクターズ選手権で1ポイントを獲得したことによる”追加料金”6,194ドル(約70万円)も含まれている。

 しかし、チームはシーズン開始前に資金繰りが悪化したことで解散し、参戦は叶わなかった。

 昨年のブラジルGPで、ザウバーのフェリペ・ナッセが9位に入り2ポイントを獲得した結果、マノーはコンストラクターズランキング10位から11位に降格。これにより、数百万ドルの賞金がマノーの手からこぼれ落ちたことになり、マノーは財政的に破綻してしまったのだ。

Manor wind tunnel model car with the team
チーム解散に伴い、風洞モデルを公開したマノーのスタッフ
Photo by: Marussia Manor Racing

 マノーF1の親会社であるジャスト・レーシング・サービスは、管財人となったFRPアドバイザリー社の管理下に置かれ、マノーの買収先を探すこととなった。1月末まではスタッフもチームに残っていたが、適切な売却契約は締結されず、取引が停止されチームは解散となった。

 FRPは3月に、チームの資産をオークションで売却することを発表。その中には4台のローリングシャシーと、最後まで開発が行われていた2017年マシンの風洞モデルなども含まれていた。

 通常、FIAに支払われたエントリー料が返還されることはない。しかしFIAは、マノーの債権者への支払いを支援するため、その返還を決定した。

 FIAは、声明で次のように述べた。

「マノーF1チームの運営を行っていたマノーグループ内のジャスト・レーシング・サービスは、今年1月に管財人の管理下に入り、その月の後半に取引を中止した。その結果、チームは2017年のチャンピオンシップに参戦しなかった」

「FIAは、エントリー手続きにかかった管理費を差し引いた上で、エントリー料を返還することを決定した。これは、未払いとなっている債務の返済を支援するための、FIAの善意の意思表示である」

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この記事について

シリーズ F1
チーム マノー
執筆者 Adam Cooper