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バーレーンGPで異例の措置。ターン4のトラックリミット違反によるタイム抹消を取り止め

F1レースディレクターのマイケル・マシはドライバーとの協議の結果、バーレーンGPでのトラックリミット違反によるラップタイム抹消を取り止めるという異例の措置をとった。

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C39

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1バーレーンGPの初日では、ターン4でのトラックリミットが厳しく監視され、違反した場合にはラップタイムが抹消されるというこれまでのレースと同じような措置がとられていた。

 初日に2度行なわれたフリー走行では計33回のラップタイム抹消があり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が5回で最多、以下セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)が4回、ロマン・グロージャン(ハース)とキミ・ライコネン(アルファロメオ)が3回となっている。

 ドライバーズブリーフィングではベッテルがこの問題を取り上げ、ターン4でトラックリミットを監視する必要はないと指摘した。

 ハミルトンをはじめ、他のドライバーもGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)理事であるベッテルの意見を支持。監視を厳しくし過ぎることがグランプリ自体を台無しにしてしまう可能性があると主張した。また、ドライバーたちはターン4出口をワイドに走ることでラップタイムの面で得られるメリットもほとんどないと考えている。

 これを受けてマシは状況を見直すことに同意し、FP3前に発表されたレースディレクターズノートの中で、今後トラックリミット逸脱によってラップタイムが脅威に晒されることはないと明らかにした。

 レースディレクターズノートにはこう記されている。

「ターン4出口でのトラックリミットは、人工芝によって定義されていること、そしてグラベルトラップが設置されていることから、今後ラップタイム計測という点で監視されることはない」

 タイトなコーナーであるターン4をレースでのオーバーテイクポイントのひとつと考えているドライバーも多いと思われるが、マシはコースを逸脱するなどしてアドバンテージを得た者に関しては、ポジションを返上しなければならないと改めて明確にした。レースディレクターズノートには「レース中のあらゆるケースにおいて、ドライバーはスポーティングレギュレーションの第27.3条を思い出さなければいけない」とある。

 当該の条文には次のように記されている。

「走路を外れた車両のドライバーは再度復帰することができるが、それが安全であることが確認され、それにより持続的なアドバンテージを得ることが一切ない場合にのみ行うことができる」

「レースディレクターの絶対裁量により、ドライバーは走路を外れることによって得られた、いかなるアドバンテージのすべてを返す機会を与えられる場合がある」

 

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