F1、2025年のレギュレーション調整を発表。ヒートハザードの詳細とミニDRSの規制が盛り込まれる
FIAはドライバーの冷却とDRSの適用に関する2025年F1レギュレーションへの一連の調整を発表し、2026年のレギュレーション改訂も明らかにした。
Cooling in the cockpit of the Mercedes F1 W15
ルワンダで開催されたFIAの世界モータースポーツ評議会で、2025年のF1レギュレーションが調整された。
新ルールでは、FIAの公式気象レーダーが気温30.5度以上と予測した場合(または、イベント前にレースディレクターが判断した場合)、「ヒートハザード」が宣言される。
これにより、各チームはドライバーに冷却システムを装備させる必要があり、その分の質量増加を補うため、週末を通じて最低重量が5kg引き上げられる。
その他のルール変更として、2024年にマクラーレンが使用したミニDRSを再現しようとする試みを防ぐために、DRSの2つのモード間のリヤウイングのスロットギャップが変更された。
スロットギャップの最小値は10-15mmから9.4-13mmに縮小され、DRSがオープンになった際の上限は85mmのままだ。
また、DRSモードに関する規定も厳しくしており、ポジションは2つだけでなければならず、DRSの適用を終了する場合は、ウイングを初期モードに正確に戻さなければならないとしている。
F1 concept
Photo by: FIA
2026年から採用されるレギュレーションも調整を受けており、アクティブ・エアロダイナミクスの適用に関するレギュレーションがフロアボディの寸法とともに完全に明確化された。
アクティブ・エアロ・ルールでは、フロントウイングのフラップを2種類設定することができると完全に明確化され、1つはコーナリング用、もう1つはストレート用という2つの異なるモードに切り替えられるようにすることが求められる。これには、ウイングエレメントが必要以上に回転しないようにするための物理的なストッパーも含まれる。
先に公開されたFIAのレンダリング画像では、フロントウイングエンドプレートの外側に小型のウイングレットを装着できるようになっている。
リヤウイングのレギュレーションも変更され、これまでチームはリヤウイングを形成するために3つのエレメントを使用しなければならなかったが、これが「最大3つまで」に修正された。
これにより、アクティブ・エアロダイナミクスの規定も変更され、2エレメントと3エレメントの両方のウイングがルールに適合し、メインプレーン以外を稼働させることができる。
その他にもフロアのサイドウォールやホイール周りのボディワークも変更され、ディフレクターと「デブリガード」がレギュレーションに追加されている。
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