F1 ハンガリーGP

F1、入賞範囲を12位以下まで広げる新ポイントシステム導入見送り。全チームが反対票

F1は来季から12位まで入賞対象とする新ポイントシステムの導入を検討していたが、反発を受けて見送りとなった。

Filip Cleeren

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編集: 2024/07/24 9:45

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Lando Norris, McLaren MCL38, Oscar Piastri, McLaren MCL38, Max Verstappen, Red Bull Racing RB20, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Charles Leclerc, Ferrari SF-24, Carlos Sainz, Ferrari SF-24, the rest of the field at the start

 7月23日に行なわれたF1委員会で全チームが反対票を投じた結果、F1のポイントシステムは2025年も変更されないことになった。

 4月、中団に位置するいくつかのチームが、長年続いてきた上位10位までにポイントが与えられるポイントシステムの再検討を求める動きを開始した。

 今季の開幕時、トップ5と下位5チームの差が大きく、上位に何かが起こらない限り下位チームがポイントを獲得するチャンスはほとんどなかった。

 そのため一部のチームからは、ポイントを獲得できるポジションをトップ12、トップ14、あるいはさらに下まで拡大すれば、下位チームの戦いの幅が広がると主張する声もあった。

 この提案は4月に行われた前回のF1委員会でも議論されたが、正確なポイント構成を決定し、不測の事態についても考えるにはもっと時間が必要だということで、この話題は次回の会議に持ち越された。

 そして火曜日に行なわれたロンドンでの会議に、全10チーム、F1のステファノ・ドメニカリCEO、FIAシングルシーターディレクターのニコラス・トンバジスが出席した会議では、結局2025年もポイントシステムは変更されないことが合意された。

 FIAの声明には「最近、グランプリ10位以降のポイント配分を拡大することを検討するという提案があったが、選手権ポイントの配分に変更はないことが全会一致で合意された」と記されている。

 実際シーズン開幕当初ほど各チームの格差は大きくなっておらず、RBやハースなどが苦戦するアストンマーティンを定期的に上回っている。

 今のところ、ポイントを獲得できていないのはザウバーのみであり、ポイントシステムを変更する理由はもはや成り立たなくなっている。

 委員会はまた、”ドライバーの幸福のために”2ドライバーの最低重量割り当てを80kgから82kgに引き上げることにも同意した。つまり、最低車両重量も2kg増加し、2025年には798kgから800kgになる。

 また、出産/育児休暇、病気休暇、チームエンターテインメントに関する費用は、引き続きF1の予算上限から除外されることも合意された。

 現在の予算上限を2億2000万ドル(約342億円)程度まで引き上げる一方で、より多くの要素をその予算制限内に移動させるという計画がある中、前述の育休などのコストを予算に含めることも検討された。

 しかしそれは女性従業員に不釣り合いな影響を与え、チームの女性雇用意欲を削ぐ可能性があるとして、チームから反発を受けていたのだ。

 また今回の会合では、2026年レギュレーションについても話し合われた。その概要は6月のカナダGPに先立って発表されたが、チームからはさまざまな反応があった。 

 FIAは各チームに対し、2026年のシャシーレギュレーションを最終的に決定するスケジュールに関する最新情報を提供した。

 FIAによると、2026年ルールに関する臨時F1委員会が10月2日に開催され、そこでレギュレーションを最終決定。その2週間後にFIAの世界モータースポーツ評議会が開かれ、レギュレーションが承認されるという流れだ。

 また各チームが2026年の新型マシンをシェイクダウンする時間を増やすため、3日間の冬季テストを3回に分け、計9日間のプレシーズンテストが行なわれることも合意された。

 

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