「赤旗を出せばよかったのに」セーフティカーフィニッシュで物議イギリスGPに元F1チーム代表が指摘
元アルピーヌF1代表のオットマー・サフナウアーは、F1イギリスGPで起きたセーフティカーフィニッシュについて、赤旗にすべきだったと語る。
F1イギリスGPは決勝レース終盤にセーフティカーが出動し、レースが再開されることないままフィニッシュする事態となった。この一件について、元アルピーヌF1代表のオットマー・サフナウアーは赤旗にすべきだったと考えている。
イギリスGPは残り5周という段階でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がマシントラブルからグラベルにスタックしてしまい、セーフティカーが出動した。
このセーフティカーがすぐに解除されることも期待されたが、ルールに従って周回遅れのマシンの処理が必要だったこともあり、結局最終ラップまで解除されず……隊列を組んでのフィニッシュで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が勝利した。
この終わり方は観客、そしてドライバーの両方に不満を残すものだった。残り1周でレースが再開されれば、セーフティカーでギャップがリセットされた状況から、劇的なレースが展開されることを目にするチャンスがあると考えられていたからだ。
サフナウアーは、元F1レースエンジニアのロブ・スメドレー氏と共に出演したポッドキャスト『High Performance Racing』の中で、FIAが規定を守りつつ、エキサイティングな結末とするために赤旗中断を選ぶこともできたはずだと指摘する。
「FIAに電話したよ。ニコラス(トンバジス/シングルシーターディレクター)と話をした。ああした事態となった理由を説明してくれた」
サフナウアーはそう語る。
「たしかにFIAは現在のルールに従ったわけだが、彼らには赤旗を出すという選択肢もあった」
「あのレースで赤旗とするのは簡単にできただろう。私がニコラスにそのことを指摘すると、彼は『あれで赤旗を出すのか?』と言った。だから『いや、ファンのために赤旗を出すんだ』と答えたよ」
「そして仮にファンのために赤旗を出したとして、ルールに違反していることは何もないんだ。だから終盤をエキサイティングなものにしたい、そして2021年(アブダビGP)とは違ってルールも守りたい……守るべきなのだが、それなら赤旗を出すべきだということになるんだ」
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